ゆきぽよ、複数スポーツ紙で“謝罪行脚”に業界内から苦言! 「反省するのは所属事務所のほう」と指摘されるワケ
芸能活動休止状態だったギャルタレントの“ゆきぽよ”こと木村有希が、複数のスポーツ紙編集部を訪れてインタビューに応じ、騒動をあらためて謝罪した。いずれも今年1月21日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が伝えた、逮捕歴のある男性との交友関係を謝罪しつつ、今後活動を再開するにあたっての決意を語るといった内容だが、相変わらずネット上には批判の声ばかりが書き込まれている。
さらには、このインタビューを行ったメディア関係者から「反省するのはゆきぽよではなく、所属事務所のほうでは?」という苦言が聞かれるという。「文春」の報道時、ゆきぽよが仕事をほぼ失うことになるとは、当事者だけでなく多くの業界関係者も予想していなかったようだ。
「詐欺容疑や薬物使用など、逮捕歴のある人物との交際自体は、決して褒められたものではありませんし、相手が“反社”となれば大問題なはずですが、それでも記事が出回った時点では『過去の話だし、そもそもゆきぽよ自身が罪を犯したわけではない』と、そこまでの騒ぎにはなっていなかった。むしろ本当に悪かったのは“事後対応”で、ネット上で吹き荒れる批判の嵐に驚いたのか、ゆきぽよはテレビ収録など、決まっていた仕事を複数ドタキャンしているんです。これに激怒して『ウチはもう二度と呼ばない』と断言する局関係者もいたといいます」(テレビ局関係者)
さらに、今回のインタビューでも言及されている、「元カレ5人のうち4人が逮捕されている」というエピソード。こちらについても、ゆきぽよは「日刊スポーツ」で、「被害者の方々が苦しんでいることに気づけなかった」「良い思いをする人は、もういないので、そういう話はしないでいいかと思います」などと話しているが……。
「このエピソードは、もはやゆきぽよの“持ちネタ”といって差し支えないものですが、周囲はテレビでこの話をすることに当初、大反対していたそうです。ところが、所属事務所の社長は『こんな面白い話、ゆきにしかできない!』と太鼓判を押し、むしろ自ら進んでPRしていたとか。結果、一連の報道が加熱する原因となってしまったわけですが……。番組収録のドタキャンにしても、ゆきぽよの責任というよりは、きちんと筋を通さなかったマネジメントの問題だと言えるでしょう」(スポーツ紙デスク)
今回のインタビューにしても、オファーはスポーツ紙側からのものではなく、事務所側が代理店を経由して「各社に逆オファーを入れていた」(同)そうだ。
「近々、ゆきぽよは記者会見に登壇予定で、その前に各メディアを懐柔しつつ、事件についての質問だけに終始してしまわないために、こうした謝罪行脚で布石を打っておきたかったというところでしょう。こうした打算が、完全に透けて見えてしまうだけに、一般人だけでなくメディアですら、ゆきぽよに手を差し伸べようとしなくなっているのでは」(同)
ゆきぽよは、この2カ月間の反省の日々で、「考え方を変えていく」と誓ったというが、果たして事務所サイドも、ゆきぽよと同じ決意をしているのだろうか。