『ウチカレ』最終回、「タイトル詐欺」と視聴者困惑! 「娘の彼氏はどうなった?」北川悦吏子氏の脚本に猛ツッコミ
北川悦吏子氏が脚本を手掛けた連続ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系、以下『ウチカレ』)が3月17日に最終回を迎え、平均視聴率9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。ネット上には、恋愛小説家でシングルマザーの主人公・水無瀬碧を演じた菅野美穂や、碧の娘・空役の浜辺美波など、キャストへの労いの言葉が寄せられた一方、「ドラマの結末に対し、困惑の声も寄せられている」(芸能ライター)ようだ。
「『ウチカレ』は、碧が恋愛に興味のないオタク娘の空を心配する……といった話からスタートしたものの、途中で碧と空が実の親子ではないと判明するなど、複雑な親子関係にスポットが当たる予想外の展開に。すると、ラブストーリーを期待していた視聴者からは不満が漏れるようになり、空の彼氏候補の1人・入野光(岡田健史)の人気が高かったこともあって、ネット上には『親子の話はいいから、空と光で胸キュンしたい』『もう視聴をやめたいけど、空と光くんを見届けたくて我慢してる』といった声が続出していました」(同)
そんな中、最終回では、碧が空の実の父親・一ノ瀬風雅(豊川悦司)や自身の担当編集者・橘漱石(Alexandros・川上洋平)からプロポーズされてはしゃいだり、碧の幼なじみ・小田欣次(沢村一樹)が一ノ瀬を殴ったりと、碧と彼女を取り巻く男性たちの恋愛模様が描かれたが、結局、碧は誰とも交際に発展せず。また、空と光の関係も進展しないままエンディングを迎えたのだった。
「そのため、ネットユーザーからは『娘の彼氏はどうなったの!?』『母ちゃんの恋愛パートが長すぎ! もっとラブラブな空と光くんを見たかったよ……』『空と光の関係が曖昧なままなら、最後まで見るんじゃなかった』『タイトルと内容が合ってなさすぎてビックリ』『こんなタイトル詐欺ある? 実質「ウチの母ちゃんは、彼氏が出来ない!!」だったじゃん』『北川さんはこのドラマで何がしたかったんだ』など、脚本にツッコミや困惑の声が噴出。『空と光を主軸に描いてくれたら、もっと視聴率も取れただろうに』という書き込みも見られました」(同)
ちなみに、「脚本がダメだったけど、キャストは悪くなかった」という意見は多く、「こんなストーリーでも最後まで頑張った役者さんたちに拍手」「菅野さんや美波ちゃん、岡田くんも本当におつかれさま!」「全キャストに敬意を払う」といったコメントも散見された。
「一方で北川氏も、自身のファンからは労われています。18日付のTwitterでは、ドラマの“続編”を希望するファンのツイートを引用しながら『ホントにな。私もそう思うよ』と意欲を見せていました」(同)
もし続編が実現し、空と光の恋愛がメインに描かれた場合、今回ガッカリした視聴者の無念は晴れるだろうか。