ディーン・フジオカ主演ドラマ『シャーロック』映画化に期待の声! “爆死俳優”からの脱却に注目集まる
ディーン・フジオカが2019年10月期に主演した連続ドラマ『シャーロック アントールドストーリーズ』(フジテレビ系)が映画化され、22年に公開されると発表された。ディーンやドラマのファンは、ネット上に喜びのコメントを寄せているが、「“爆死俳優”から完全脱却できるかどうかにも注目が集まっている」(芸能ライター)ようだ。
「フジの“月9”枠で放送されていたドラマ版『シャーロック』は、アーサー・コナン・ドイルの小説『シャーロック・ホームズ』シリーズをもとに、犯罪捜査コンサルタント・誉獅子雄(ディーン)と精神科医・若宮潤一(岩田剛典)のコンビが事件を解決していく様子を描いたミステリー作。来年公開の映画版では、『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』というタイトルで、原作シリーズでも人気が高い長編『バスカヴィル家の犬』をモチーフにした物語になるといいます」(同)
ドラマ版『シャーロック』は、初回平均視聴率12.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好発進を遂げたものの、その後は第4話で10.6%を記録した以外、8~9%台を推移。そのため、全話平均も9.9%と2ケタには届かなかったが、個性豊かな登場人物や凝った演出が視聴者の間で話題を呼び、ネット上での評価は高かった。
「主演のディーンに対しても『ハマり役!』と好意的な声が多く寄せられていましたが、彼は一時期“爆死俳優”と揶揄されていたことも。というのも、17年に武井咲とダブル主演した『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)は、ディーンの民放連ドラ初主演作として注目されていたにもかかわらず、1ケタ視聴率を連発し、全話平均6.1%の“大爆死”を記録。また、18年に連ドラでの単独初主演を務めた『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(フジテレビ系)も、やはり1ケタ続きで、全話平均6.2%と不振に終わりました」(同)
ちなみに『今からあなたを脅迫します』は、主人公の脅迫屋・千川完二(ディーン)とお人好しな女子大生・金坂澪(武井)による“脅迫エンターテインメント”と銘打たれていたが、ネット上では「ディーンが格好良いだけのドラマ」「内容的も薄くて、ディーンのファンしか見てなさそう」などと言われていた。
「ディーンが無実の罪で異国の地に投獄された主人公・柴門暖を演じた『モンテ・クリスト伯』に関しては、ハマって視聴しているというネットユーザーも少なくなかったものの、初回で『設定が非現実的』『拷問シーンが怖すぎた』との声が上がっていたので、早々にライトな視聴者を逃した可能性があります。ドラマ版『シャーロック』は視聴率がイマイチでも総じて評判は良かっただけに、コアなファン層を獲得して動員を増やせれば、ディーンは映画版で“爆死俳優”の汚名を返上できるかもしれません」(同)
ドラマ版のファンも「続編やってほしかったからうれしい」「公開が楽しみ!」などと喜びの声を上げているとあって、映画公開に向けて盛り上がりに期待したいところだ。