『ポツンと一軒家』出演者の“引退発表”が波紋! 「番組の雰囲気が変わりそう」と視聴者不安のワケ
3月14日に放送されたバラエティ番組『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)。この日は、熊本県の山頂付近にある一軒家を訪れ、そこで暮らす人の生活に密着していた。
番組スタッフも思わず「めちゃくちゃ急な、すごい坂」と口にするほどの急勾配に建てられていた、今回の一軒家。そこで一人暮らしをする男性は、5年ほど前に父親が入院したのを機に、引っ越してきたのだという。
「毎週、高視聴率を叩き出している同番組ですが、この放送も15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。ネット上でも、『ああいう大自然の中で暮らしてみたい』『見ててほのぼのするわ~』といった、ポジティブな感想が多く見られました。一方、同日にニュースサイト『週刊女性PRIME』が、同番組でナレーション出演している声優・キートン山田の“引退”について報じ、一部視聴者から不安の声が上がっているんです」(芸能ライター)
『ポツンと一軒家』のほかにも、アニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)などのナレーションでも知られるキートン。「週女」のインタビューを受けたキートンは、10年前から引退を決めていたと明かし、今後は「野菜づくりに励む」と語っていた。
「『ポツンと一軒家』『ちびまる子ちゃん』ともに、3月28日の放送が最後の出演になるようです。この引退を知り、ネット上では『キートンさんの声が聞けなくなるのは正直寂しい。ただ、自分で引退を決められるのは素晴らしいことだと思う』『お声が聞けなくなるのは残念ですが、これからの人生も輝きますように。本当にお疲れ様でした!』といったねぎらいの声がある一方、『「ポツンと」も「まる子ちゃん」も、キートンさんのナレーション以外考えられないなあ……』『番組の雰囲気がガラッと変わっちゃいそう』など、不安を感じる視聴者も少なくないようです」(同)
番組“おなじみの声”が変わることは、視聴者に大きな違和感を与えることになるという。
「2018年4月6日に放送された『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)では、番組開始から5分ほど経過したところで、これまで36年間ナレーションを担当していた声優・武田広の声から、突然違う声に変わったことがあります。ネット上は『ナレーションの声がいきなり別人になった。なんで!?』『急にナレーターの声が変わって不自然』などと騒然。その後、2日後に声優の増谷康紀が武田に替わりナレーションを務めると正式発表されたものの、同番組のファンからは、『慣れるまでに時間がかかりそう』『今までのほうがよかった』といった意見も聞かれました」(同)
キートンの場合、事前に発表された降板ではあるものの、大御所声優の引退が番組に与える影響は大きいだろう。ひとまず、3月28日の放送を見守りたいものだ。