ジャニーズWEST、初日19万枚超でKis-My-Ft2やSexy Zone超え! 7周年アルバムで自己最高売り上げを記録
ジャニーズWESTの最新アルバム『rainboW』が、3月16日付のオリコンデイリーアルバムランキングで初登場1位を獲得。アルバムの初日記録としては自己最高の数字を叩き出し、ファンも「初日で19万!? ジャニーズWEST、恐ろしい!」「これは本当にジャニーズWESTの記録なのかと疑っちゃうレベル」と、驚愕している。
関西ジャニーズJr.出身の彼らは、2014年4月に「ええじゃないか」でCDデビュー。今作は、CDデビュー7年目にして7枚目のフルアルバムで、7人グループであるジャニーズWESTにとっては「7」づくしの特別な1枚となった。販売形態は、初回盤A・B、通常盤に加えて、2月中に専用サイトで注文を受け付けていた「WESTん家Tシャツ付き通販盤」の4種類。初回盤Bには、ジャニーズWEST初の試みとなるソロ曲7作が収録されている。
また、店舗先着特典でステッカーA・B・Cの計3種を配布。さらに、初回盤A・Bと通常盤の購入者を対象に、「ジャニーズWEST 7周年生配信イベント『虹会』」(4月23日配信)を視聴できる特典を封入。これは、2つの視聴IDを登録すれば、生配信イベントの視聴チケット(無料)が手に入るもの。IDの登録期限は3月16日午前11時~21日午後11時59分までとあって、配信を見たいファンは早々に商品をゲットしているのだろう。
そんな『rainboW』は、発売初日に19万2,607枚を売り上げ、デイリーランキングで堂々のトップに君臨。彼らのアルバムが初日でここまで売れたのは、初めてのようだ。
「過去、ジャニーズWESTのアルバムは1枚目の『go WEST よーいドン!』(14年8月リリース)から初日1ケタ発進が続いていました。18年12月の『WESTV!』が初日6万台(初週9万6,350枚)だったところ、『W trouble』(20年3月リリース)では初日15万3,931枚と、ジャンプアップ。初週でも20.8万枚を売り上げて、アルバムの自己最高記録を達成しました。それまでは初週8~10万台と、伸び悩んでいたんです。そして、今作は初日だけで19万台ですから、週間ランキング発表時点での前作『W trouble』超えは確実でしょう」(ジャニーズに詳しい記者)
ジャニーズWESTは俳優業も盛んな重岡大毅が“グループの顔”となる一方、19年の春頃から徐々にグループの人気も上昇。同年秋に『FIVBワールドカップバレーボール2019』(フジテレビ系)の大会スペシャルサポーターに起用され、お茶の間に浸透していった。シングルに関しても、19年4月発売の「アメノチハレ」(初週15.9万枚)以降は右肩上がり。「Big Shot!!」(19年10月発売、初週16.7万枚)、「証拠」(20年6月発売、初週21.2万枚)、「週刊うまくいく曜日」(21年1月発売、初週22.7万枚)と、順調にCDが“売れている”状態だ。
「ジャニーズWESTメンバーと同世代がいるグループといえば、ともに11年デビューのKis-My-Ft2、Sexy Zoneが挙げられるでしょう。Kis-My-Ft2は昨年3月発売のアルバム『To-y2』が初週19.1万枚で、Sexy Zoneが今年3月3日にリリースした最新アルバム『SZ10TH』は初週18.6万枚でした。ジャニーズWESTの『rainboW』は、2組の週間記録と同レベルの枚数を1日で売り上げたことになります」(同)
ジャニーズWESTメンバーの藤井流星は、今年1月から嵐・相葉雅紀がMCを担当している『VS魂』(フジテレビ系)にレギュラー出演中で、『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』(4月29日公開)も控えている。
また、桐山照史は1月期の深夜ドラマ『ゲキカラドウ』(テレビ東京)で主演を務め、4月からは平成ノブシコブシ・吉村崇とタッグを組み、過去に単発で複数回放送された『爆笑!ターンテーブル』(TBS系、日曜午後1時30分~57分放送)がレギュラー化してスタート。小瀧望は、昨年上演の主演舞台『エレファント・マン』での演技が評価され、「第28回読売演劇大賞」の杉村春子賞と優秀男優賞をダブル受賞。残るメンバーも俳優、バラエティ、情報番組などで活躍の場を広げている。
グループとしては、動画配信サービス・Paraviでの配信を経て、昨年6月より『パパジャニWEST』(TBS系)の地上波レギュラー放送がスタート。4月には番組初の全国でのスペシャル版の放送が決定し、波に乗っている。King&Prince、SixTONES、Snow Manといった後輩の勢いが増す中で、今後も人気をキープできるだろうか。