唐沢寿明『24 JAPAN』、最終回前でも「全然話題にならず」!? 視聴率は4%台推移……テレ朝記念作品の末路
唐沢寿明が主演を務める連続ドラマ『24 JAPAN』(テレビ朝日系)。テレビ朝日開局60周年を記念した特別な作品であるはずが、最終回を目前に控える現在も「注目度が下がる一方で、全然話題になっていない」(芸能ライター)という。
同ドラマは、キーファー・サザーランド主演で世界中でヒットを記録したアメリカのドラマ『24 -TWENTY FOUR-』シーズン1のリメーク作品。日本初の女性総理候補の暗殺計画をめぐって、総選挙前夜からの“24時間”を1話1時間のリアルタイムで描いていくというストーリーだ。主演を務める唐沢のほか、仲間由紀恵や栗山千明、木村多江など実力派のキャストが勢ぞろいしている。
「昨年10月、 『24JAPAN』は、世界的大ヒットドラマ『24』のリメークであることはもちろん、異例の2クール連続放送と、テレビ朝日の意気込みは相当なものとして話題に。しかし、まだ放送中にもかかわらず注目度は下がる一方で、ドラマファンの間ですら話題に上ることがなくなっています。金曜夜11時15分~0時15分という深夜枠での放送とはいえ、ストーリー展開が注目されることもなく、かといってツッコまれたり、ネタにされることもないという悲惨な状況です」(同)
同ドラマは、視聴率こそ初回は7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と同時間帯トップの数字を記録していたが、ここ最近はたまに5%台に乗ることもあるが、基本的には4%台で推移しており、すっかり影の薄い作品となってしまった。
「視聴者の間では、初回から『あの人気ドラマをリメークするなら、もっとお金をかけるべき。いろいろ安っぽくてガッカリした』『セットもそうだけど、なんか全体的に“偽物”感がすごい』と不評を買ってしまいました。そもそも原作の『24』自体、2001年にスタートした作品ですから、『設定や脚本が古い』と感じる視聴者も少なからずいたようで、回を重ねるごとに視聴者がリタイアしていったということでは」(同)
同ドラマは、唐沢にとってもテレビ朝日系のドラマ初主演という記念すべき作品であるだけに、3月26日の最終回に向けて、もう少し盛り上がるといいのだが……。