“次世代のダウンタウン”と呼ばれた元「りあるキッズ」ゆうきが芸能界復帰! 古巣・吉本にケンカ売るも「黙殺」されるワケ
「天才小学生お笑いコンビ」「次世代のダウンタウン」など、華々しい肩書で1998年に吉本興業からデビューするも、2014年に解散したお笑いコンビ・りあるキッズのゆうきが、人知れず芸能界復帰を宣言している。ゆうきは引退して以降、休止状態だったTwitterを今年2月末から再開すると、YouTubeチャンネル「長田融季のりあるに行こうや!!」を開設してYouTuberデビュー。さらには、3月12日発売の「フライデー」(講談社)に登場し、関係各所への“謝罪”を行っている。「元りあるキッズ」という肩書を全面的に押し出したゆうきの一連の行動は、「吉本サイドにケンカを売っているともいえるが、現時点で吉本は“黙殺”状態」(業界関係者)のようだ。
「14年に吉本を離れたゆうきは、その後、芸能活動から遠ざかり、事実上の引退状態にありました。原因は本人も明かしている通り、多額の借金を抱えて首が回らなくなったから。この借金問題が原因で吉本との契約は解除となり、コンビも解散。彼は当時の相方だけでなく、複数の芸人から数千万単位で金を借りていました。最終的に吉本が肩代わりして返済を続けるという話になっていたものの、すぐにバックレたんです。一時期、吉本にはコワモテの借金取りが押しかけてきて大変だったといいます」(スポーツ紙記者)
数年前、ゆうきは「A氏」として「フライデー」に登場したこともあったそうだが……。
「17年、飲酒運転スキャンダルにより、当時、猛批判にさらされていた吉本芸人・ガリガリガリクソンから『お金を借りたものの、法外な利子を取られているので訴えました』と、ゆうきが匿名で“暴露”する内容でした。これもある意味、古巣にケンカを売る行動といえるでしょう」(同)
なお、現在吉本では、著名な所属芸人たちの“退社ラッシュ”が続いているが……。
「反社会的勢力との交際が報じられた雨上がり決死隊・宮迫博之や、その宮迫の肩を持つようにして吉本にケンカを売り、話し合いの末エージェント契約に至ったものの1年で解消された極楽とんぼ・加藤浩次、コンビ揃っての退社となったオリエンタルラジオなど話題には事欠きませんが、ゆうきは彼らとも比較にならないほどに『ひどい辞め方をした芸人』といえるでしょう」(テレビ局関係者)
そんなゆうきは、YouTubeに投稿した動画や「フライデー」のインタビューで吉本や周辺関係者に謝罪しつつ、再始動を宣言した。
「といっても、世間からはまったく相手にされておらず、むしろ復帰したことに気付かれてもいない。彼の存在自体、若い世代には全くと言っていいほど知られていないだけに、吉本サイドも特に気にしていないようです。起こした問題自体は派手でしたが、現状では『相手にする価値もない』というところでしょう」(同)
ちなみに、ゆうきは3月6日付けのTwitter投稿で「見てよかった。ホンマに良かった。俺じゃ400年経っても作れない。ありがとうございました」と、映画『えんとつ町のプペル』を絶賛。これは、マネジメント体制に不満をぶつけ、同じく吉本から契約を切られてしまったキングコング・西野亮廣が手掛けた作品だが、このツイートのウラには、成功者の西野に「かまってほしい」という下心が見え隠れしなくもない。しかし、かつての仲間はゆうきを気にかけてくれるだろうか。