加藤浩次、『スッキリ』で吉本と契約解除を報告! 「このままだと干されそう」「芸能界生き残れる?」と心配の声
3月9日、吉本興業が今月末で極楽とんぼ・加藤浩次とのエージェント契約を終了すると発表。翌10日には、加藤が自らこの件に触れ、世間から注目を集めている。
加藤は同10日、自身がMCを務める情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)の冒頭で、「ちょっと、個人的な時間を取らせていただいてもよろしいですか?」と切り出すと、「吉本とエージェント契約を延長しないってことになりまして」と生放送中に報告。3月がちょうど更新の時期だったことや、「僕自身は、吉本興業とエージェント契約を続けようと思ってた」と明かしながら、吉本サイドから契約終了の通達をされたと説明した。
「さらに加藤は、『(吉本に)契約しないと言われたら、僕がノーと言うわけにもいかないんで。それはもう、お互い納得の上で、契約がなくなるということになっちゃったっていう。僕もビックリしているっていうか』と、現在の心境を吐露。今後については、『ここから新たにやっていこうと思って、自分でこれから会社も作って』と語り、『「スッキリ」はこの後も続くということなので』と、同番組のMCは継続する意向を示していました」(芸能ライター)
エージェント契約の解消については、同日にニュースサイト「スポニチアネックス」が、「年明けごろから話し合いを進めていた」と報道。また、『スッキリ』のギャラの取り分は「加藤さん8で吉本2」と伝えており、契約終了に至った一つの理由として、「その他の仕事のギャラは基本的に吉本に入らない形になっていたようでうまみがなかった」と、テレビ局関係者の証言も掲載されていた。
「吉本を離れるという報道は世間に大きな驚きを与えたようで、ネット上には『加藤、このままだと「スッキリ」からも干されそう』『吉本のバックアップなしで芸能界を生き残れるのかな?』『エージェント契約って、吉本的には取り分も少くて面倒臭いだけかもね』など、さまざまな声が上がっています。また、『今後は使いにくいベテラン芸人をエージェント契約にして、そのままクビにする流れが起こりそう』といった、雇用についての指摘も少なくありません」(同)
なお、加藤のほかにも、ハリセンボン・近藤春菜や友近、バッファロー吾郎A、たむらけんじらが吉本興業とエージェント契約を結んでいる。
「その中でも、たむらはエージェント契約の“メリット”を語っていたことがあります。2月16日、吉本新喜劇に出演する芸人・新名徹郎のYouTubeチャンネルにゲスト出演したたむらは、『エージェント契約って、なんかマイナスっぽく捉えられてるのは、俺はちょっと違うなと思ってて』と発言。スケジュール管理などの苦労を語りつつも、『吉本から入ってくる仕事もまだバンバンある』『エージェント契約はプラスだらけ』と強調していました。しかし、今回の加藤の件を受けて、マイナス面を意識する芸人が出てくるかもしれませんね」(同)
加藤のエージェント契約解除は、吉本所属の芸人たちにどのような影響を与えるのだろうか。今後の動きに注目したい。