『ウチカレ』突然の“かぐや姫”展開に「完全なるギャグ」! 脚本家・北川悦吏子は「ホンの方が面白い」と自画自賛ツイート
現在放送中の菅野美穂主演ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(以下、『ウチカレ』/日本テレビ系)。菅野演じる恋愛小説家のシングルマザー・水無瀬碧と、浜辺美波演じるオタク女子・空という母娘それぞれの恋愛劇を描いた作品だが、中盤から2人は実の親子ではなかったという「斜め上のストーリー展開で、視聴者を驚かせている」(芸能ライター)という。
そんな中、脚本を手掛ける北川悦吏子氏がTwitterで“爆弾発言”を投下したようだ。
「お互いになんでも気軽に話せる『友達親子』の碧と空ですが、第5話で、それぞれ血液型がO型とAB型だったことから、実の親子ではないという疑惑が浮上。6話でその疑惑がクロであることが確定すると、7話では空が碧の片思い相手だった舞台俳優・一ノ瀬風雅(豊川悦司)と、重い心臓病を患う元女優・星野鈴(矢田亜希子)の娘であることがわかりました。碧は、その後亡くなった鈴から空を引き取り、これまで育て上げたというわけです。この怒涛の展開には、ネット上で『令和の時代に血液型で親子関係を疑うって』『タイトルと内容がズレている』などと、冷めた声が続出していました」(芸能ライター)
3月3日に放送された8話では、眠りについていた碧が、十二単姿の自身と空が、5人の貴公子に求婚されるという『竹取物語』を思わせる夢を見るシーンも。
唐突すぎるこの展開は、視聴者をあぜんとさせることに。ネット上では「なんだこのかぐや姫パート」「完全なるギャグ」「ついていけない」といった反応が相次いだ。
「『オタクだから彼氏ができない』という設定に、初回から『時代遅れ』『価値観が古い』といった声が絶えない同作ですが、脚本担当の北川悦吏子氏は3月7日、Twitterで脚本家という仕事について持論を述べた後、『と、思った矢先に、北川さんのホン(シナリオ)って、ホンの方が面白いんだよね。ドラマになる前の方が…と評論家さんに言われてしまう…。うううっ』とつづっていました。炎上こそしていないものの、この自画自賛ツイートは、ドラマスタッフやキャスト陣を敵に回しかねない内容なのでは……」(同)
8日には、Twitterで『ウチカレ』のクランクアップに向けて花を手配したことを明かし、「これから、登場人物みんなに、メッセージを書く。その前に淋しくてポロポロと泣いた。一年かけた仕事が終わっていく。コロナで会えなかったなあ」とこぼしていた北川氏。いよいよ物語も佳境に入っていくが、どんな結末を迎えるのだろうか。