宮迫博之の“吉本復帰”アピールは「意味不明」!? 「さらに溝深くなっている」東野幸治苦言のウラ側
吉本興業を契約解除になって1年半以上が経過し、いまだ古巣との“確執”が取りざたされている雨上がり決死隊・宮迫博之。宮迫は吉本に復帰したいと切望する一方、大崎洋会長は「フライデー」(講談社)の直撃取材に「(宮迫は)もう戻らんでええ」「今、十分(YouTubeで)稼げてるんやから、 ややこしいことしなくてええやろ」と発言するなど、両者の溝は埋まりそうにないが、今度は東野幸治から宮迫に対する“苦言”が飛び出した。
東野は3月7日出演の『マルコポロリ!』(関西テレビ)で、宮迫のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」に島田紳助が電話出演し、宮迫の吉本復帰の仲介役を買って出たというニュースを取り上げた。
東野は、大崎会長の「もう戻らんでええ」発言について触れながら、「(宮迫は)より吉本への復帰が難しくなったんじゃないのかなと思います」と断言。宮迫は現在、YouTube動画の再生数を稼がなくてはいけない状況にあるが、大崎会長はそれを「儲かってるからいいじゃないですか」という冷ややかな態度で受け取っただろうと指摘し、結果的に両者の溝は「さらに深くなっている」と話していた。
「また同6日放送の『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)でも、闇営業問題が発覚した当初、宮迫の“後見人”だった明石家さんまが、宮迫のYouTubeチャンネルを取り上げていました。といっても、吉本との確執については特に言及せず、単に宮迫のYouTubeが『ネタ切れで焦っているようだ』と分析するにとどまっていましたが」(スポーツ紙記者)
両者がこのタイミングで宮迫を取り上げたのは、大崎会長が「フライデー」で言及した一件の“余波”だとみられる。
「吉本関係者からすれば、現在の宮迫の復帰アピールは、『意味不明』なのではないでしょうか。そもそも2019年の闇営業騒動時、吉本は宮迫の契約解除を一度撤回し、再所属するよう本人に打診していた。ところが、すでに宮迫はYouTubeを始める体制を整えていたため、このオファーを自ら断っていたそうです」(テレビ局関係者)
ただし、宮迫は当時も「いずれ所属芸人に返り咲きたい」とは思っていたといい、親しい関係者らにその“展望”を明かしていたとか。
「宮迫としては、一度YouTubeで大成功を収めて、そのノウハウを『吉本に提供すること』を、騒動のみそぎにしたいと考えていたそうです。もちろん単純に、ひとまずはYouTubeで成功を収めて、世間を驚かせたいという打算も含まれていたことでしょう。ところが、そうこうするうちに吉本は、国内最大手のYouTuber事務所『UUUM』との資本提携を発表。これには宮迫や、現在YouTube上での“相方”となっているヒカルも衝撃を受けていたのだとか。結果的に現在の宮迫は、ノウハウを手土産に返り咲くどころか、復帰をネタにして吉本にすがっている状況で、一方の吉本はサジを投げている状態だといいます」(同)
吉本芸人にテレビで苦言を呈される現状は、宮迫の窮地を物語っているのかもしれない。