フジ『ドッキリGP』、批判の嵐で存続危機も!? 「いじめとしか思えない」「かわいそう」物議醸した3つの企画
フジテレビで放送中のバラエティ番組『芸能人が本気で考えた! ドッキリGP』について、一部マスコミ関係者の間では存続の危機がささやかれている。
同番組は芸能人が考案したドッキリを、別の芸能人に仕掛けるのが主な内容。かつては特番として不定期放送されていたが、2018年11月よりレギュラー化。人気を集める一方で、ネット上では「問題の多い番組」とも言われている。
「人気若手ジャニーズの出演が多く、土曜日ゴールデン帯の放送とあって、若い層を中心に人気がある『ドッキリGP』。2月27日放送回では、SixTONESの松村北斗がドッキリにかかって話題になりました。しかし、放送されるたびに一部視聴者からは『いじめとしか思えない』といった批判も噴出する“いわくつき”の番組となっているんです」(芸能ライター)
中でも、特に批判が噴出した3企画を挙げてもらった。
「1つ目の企画は『MATE1(待てワン)グランプリ』で、ドッキリのターゲットは犬。芸能人や一般人の飼い犬が、おいしそうな肉を前に、どれだけ飼い主の『待て』を守れるかを競うシリーズ企画ですが、我慢を強いられる犬の様子に心を乱される視聴者は少なくないようで、『犬がかわいそう』『飼い主もどうかしてる』といった声が上がっています」(同)
2つ目に挙げられたのも恒例の人気シリーズ企画で、その名は「秒でフィッシングミサイル」。
「ターゲットとなる芸能人が、偽の釣りロケでルアーを投げると同時に、ミサイルのように海や川に放り出されるというもの。泳げないタレントにとっては命に関わる危険な内容です。実際、昨年8月に、はお笑いトリオ・四千頭身の都築拓紀が真顔で絶叫しながら助けを求めるシーンが放送され、視聴者の間で物議を醸しました」(同)
3つ目は、ファンに衝撃をもたらしたSexy Zone・菊池風磨の「全裸ドッキリ」だ。
「菊池は同番組のレギュラー出演者の1人であり、自身も数々のドッキリに仕掛けられていますが、特に炎上したのは『秒で水着消滅』というドッキリ。菊池のはいていた海パンが水泳中にバラバラになっていくというドッキリで、最終的に菊池は全裸になってしまったんです」(同)
局部には、もちろんモザイクがかかっていたものの、ナレーションで「“風磨のセクシーゾーン”が露わに」「ジャニーズで唯一全裸OK」とイジラれていた。
「その際の菊池の“リアクション芸”は、視聴者の間で大ウケでしたが、ドッキリの内容については『さすがにセクハラでは』といった意見が多く見られました。考案したのがお笑いコンビ・相席スタートの山崎ケイだったこともあり、『男女が逆だったら炎上する』『女性が男性にやるのもセクハラ』などと批判に拍車をかけたようです。コンプライアンス重視の時代、こうも炎上続きでは、『番組の存続も危ういのでは』と見るマスコミ関係者も少なくありません」(同)
若い視聴者が多いという点も踏まえ、やはり「いじめ」「セクハラ」と捉えられかねないドッキリは禁物だろう。果たしてフジテレビは、こうしたネットの反応をどう受け止めているのだろうか。