TOKIO・長瀬智也、『俺の家の話』歌唱シーンが「かっこいい」と話題も「これでいいの!?」「悲しい」とファンが惜しむワケ
3月31日をもってジャニーズ事務所を退所し、以降は「裏方に専念する」と宣言しているTOKIO・長瀬智也。現在、主演ドラマ『俺の家の話』(TBS系)が放送中だが、“TOKIO卒業”の日は刻一刻と迫ってきている。そんな中、彼の親友であるKinKi Kids・堂本光一が長瀬の退所について雑誌で言及した。
先日、堂本は『TOKIOカケル』(フジテレビ系、2月24日放送)に登場。これまで、ジャニーズ事務所に「あれやりたい。これやらせて」と申し出ることはなかったそうだが、現在の形でのTOKIOに会うため、出演を直談判したという。長瀬とは、ジャニーズの合宿所でゲームなどをして遊ぶうちに仲良くなったと振り返りつつ、「長瀬がいなかったら、間違いなくこの世界(芸能界)に今いないですね」と語るほど、大事な存在だと強調していた。
その堂本が「日経エンタテインメント!」2021年4月号(日経BP)での連載「エンタテイナーの条件」内で、TOKIOの今後と長瀬の退所に対する思いを告白。堂本によると、ニュースで報じられるまで、TOKIOのメンバー3人(城島茂、国分太一、松岡昌宏)が4月から「株式会社TOKIO」として会社を運営していくことを知らなかったとか。また、親友の旅立ちに関して、「僕は、彼の選択を応援するのみ」とつづっている。
退所の相談がなかった点については「ドライな関係に見えるかもしれません」と前置きした上で、「しょっちゅう連絡取り合ってるわけでもないですし、ここ数年は一緒に飲みに行ったりもしてない」と、現在の距離感を告白。しかし、「どこかでつながっている。そういうちょっと不思議な関係なんです」とのことで、小さい頃から多くの時間を共に過ごした“ジャニーズファミリー”ならではの関係性だと補足していた。
さらには、「親友が事務所を去ってしまって寂しいのでは、と思うかもしれませんが――僕は全然そう感じないんですよ」「寂しいと思わないのは、僕の場合“TOKIOの長瀬智也”と付き合っているわけではないから。彼は僕にとって肩書とか関係ない、1人の親友」と断言。環境が変わっても、交流は続いていく旨を示唆した。
このインタビュー内容を受け、ファンは「“長瀬は肩書とか関係なく親友”っていう光ちゃんの言葉が胸にしみる」「長瀬くんへの思いがとても光一くんらしくて、さすが長年の親友だなと安心した」「親友の門出をこんなふうに語れる光一さん、素敵な人だなあ」などと、感激していたよう。
しかし、一部のTOKIOファンは、時がたつにつれて複雑な気持ちを抱えている様子。長瀬がTOKIOを離れるまで残り1カ月を切ったが、グループ活動は不透明な状況が続いている。昨年7月に長瀬の退所と「株式会社TOKIO」設立が発表された際、スポーツ紙は「ライブなど、音楽活動を行う予定はない」と報じており、実際、ニューシングルやアルバムをリリースするといった情報は出ていない。さらに、長瀬にとって最後のメディア出演の場がどこになるのかも、わからないままだ。
「3月3日には、メンバーの国分太一が長年続いたウェブ連載『タヒチ』の更新終了を報告しました。公式携帯サイト・Johnny’s webで2003年6月に始まったものですが、『今月3月31日をもちまして一度しめさせていただきたいと思います』と告知。これに伴い、国分は『TOKIO4人での活動も最後まで楽しみたい』と前向きなコメントをしているものの、ファンは『タヒチが終わると聞いて、TOKIOがどうなるのか不安になってきた』『覚悟してたけど、本当に悲しい。4月からどうすれば……』とショックを受けているようです」(ジャニーズに詳しい記者)
一方、2月26日に放送された長瀬主演『俺の家の話』の第6話では、とあるシーンがネット上で話題に。この回は、寿一(長瀬)、寿三郎(西田敏行)ら観山家の家族旅行の模様が描かれ、一行はスパリゾートハワイアンズに到着。そこでムード歌謡グループ「潤 沢」のたかっし(阿部サダヲ)と出会い、寿一、寿限無(桐谷健太)、踊介(永山絢斗)が豪雪によって会場入りできなかった「潤 沢」メンバーの代打を務めるという展開に。4人で「秘すれば花」という楽曲を歌って踊る場面があったのだ。
ドラマを見たTOKIOファンや視聴者からは、「ステージで歌う長瀬くん最高、かっこいい! TOKIOのコンサート行きたかった〜!」「長瀬くん、退所前にTOKIOで歌番組に出てほしい! そうしないと最後のステージが潤 沢になっちゃうよ?」「最後に聞いた長瀬くんの歌が『潤 沢』なのはちょっと……やっぱり悲しい」などと、惜しむ声が寄せられていた。
現在、TOKIOの4人は『TOKIOカケル』と『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)に出演中だが、「最後に特番とかないのかな?」「このままフワッと終わるのだけはやめて」といったファンの声も。こうした要望が本人たちや制作サイドに届き、“TOKIOとしての最後のパフォーマンス”が見られることを期待したいが……。