ヘンリー王子とメーガン妃のインタビュー予告に「ダイアナ元妃と比べるなんておこがましい」! 王室ジャーナリストも激怒
カリスマ司会者オプラ・ウィンフリーによるヘンリー王子とメーガン妃へのインタビュー番組の予告映像が公開された。ネット上では、ヘンリー王子の発言とメーガン妃のしぐさに眉をひそめる人が続出し、イギリスのジャーナリストたちも「自分たちにとって都合のよいメディアにしか出ない」「まるでメロドラマ」と痛烈に批判するなど、お祭り騒ぎとなっている。
米CBSは現地時間3月1日、英王室を離脱してからもうすぐ1年がたとうとしているヘンリー王子とメーガン妃にインタビューするオプラのショート映像を2本公開。
オプラが「自分たちの意思で沈黙しているのですか? それとも沈黙させられている?」という際どい質問を投げかけるシーンや、王室を離脱したことについて王子が「大変苦労した。(ダイアナ元妃は)たった1人でこの過程を経験し、どれほど苦労したことか。我々も大変な思いをしているが、互いを支え合うことができるから幸いだ」と発言するシーン、王子の手をがっしり握りしめたメーガン妃が「yeah(そうよ)」と同意するシーンや、「かなり衝撃的な発言もありました」というオプラの言葉がドラマチックな音楽と共に流れ、視聴者の期待をあおる内容となっている。
第2子妊娠中であることをアピールするかのように、大きなおなかに手を当てながらインタビューに応じたメーガン妃の手首には、ダイアナ元妃のブレスレットがキラリ。2人に好意的な米誌「People」は、その理由を「2人はダイアナ元妃の魂と共にインタビューを受けたかったから」だと報道した。
この予告映像が公開されるやいなや、ネット上では「まるで昼メロ」「ダイアナ元妃はチャールズ皇太子の浮気が原因で王室を出た。ヘンリー王子は自分で選択して出たのだから、同じ過程ではない。被害者ぶるのもは甚だしい」「相変わらずヒロインぶっているメーガン妃が王子の手をがっしり握りしめていて、王子を支配しているのだなとよくわかる」といった批判が続出。
イギリスの辛口ジャーナリスト、ピアス・モーガンは、「サセックス公爵夫妻にとって最も重要なのは、世間からそっとしておいてもらうこと。それは確かなようだ」と皮肉り、インタビューの予告映像は「(芝居がかっていて)映画の予告編のようだった」とディス。
「このパンデミックの中、一番苦しんだのは自分たちだと言わんばかり」「自分にとって都合のよいポジティブなメディアにしか登場しない」「フィリップ殿下が2週間以上も入院しているこのタイミングで、よくこんなインタビューを受けられるものだ」と声を荒らげ、「メーガンとダイアナ元妃を比べるなんておこがましい」「アーチウェル財団は“思いやり”のNPOだとうたっているが、家族(王族)に対するおもいやりはゼロ」だと批判した。
王室ジャーナリストのロバート・ジョブソンは、オプラの「沈黙させられている?」という質問は、まるで王族がマフィアであるかのような印象を与えると激怒。このインタビューは、物語としてはおもしろいのだろうが、王族や英国の評判を落とすものだとし、「やりすぎ。メロドラマ的なナンセンスだ」と厳しく批判した。
「歴史が繰り返されるのではないかということが最も不安だった」とも発言していたヘンリー王子。世界中で今なお愛されているダイアナ元妃を何かと引き合いに出しているヘンリー王子とメーガン妃のインタビューは、7日に放送される予定だ。