ジャニーズ“伝説の振付師”が評価! 「自分で振り付けしちゃいなよ」と認められた最初のグループはTOKIO!?
「一回、どっかの地方公演でSMAPの曲のバックでみんな振り付け忘れたんですよ、コンサート中。『どうやったっけ?』ってみんな横見て、キョロキョロして。その公演終わったら楽屋でジャニーさんが飛んできて、『YOUたち何やってんの!』って。『いや、でも……』って言っても言い訳じゃないですか。『頼むよ、次!』って言って。1日3回公演とかやってた頃ですよ、平気でSMAPとかも。だからその間の休み時間にメンバーみんな楽屋で『どうする? あの曲。誰か覚えてるか? 振り付け』『さすがに覚えてない』『わかった。じゃあ、光GENJIの間奏のあの曲使おう』って」
当時のジャニーズでは、ボビー氏が全て振り付けを行っていたが、「ボビーさん一人で引き出しをいっぱい開けて振り付けしてたんですけど。引き出しなくなりますよね、ずっとやってると。段々似てくるんですよ。僕らも『どっちやったっけ』って。『じゃあ、あのパターンを使おう』って言ったら、なんとなくつながるんですよ」「『これハメていこう』っていうのでやってたら、ジャニーさんが『いけるじゃない』ってなって、次から、『YOUたち自分たちで振り付けしちゃいなよ』ってなって、自分たちが歌う時は自分たちで振り付けしてましたね、実は」と、告白。
さらに、森田が「そのボビーさんが言うように、(SMAPよりもTOKIOがのほうがダンスが)うまかったんですか?」と踏み込むと、
「必死でしたよ。うまいかどうかは別にして。だから、ひどい時はSMAPよりTOKIOのほうが曲数は出てました。なぜかというと、SMAPが着替えてる間はTOKIOが歌うんですよ。(中略)そんなんやってたら忘れますよ。こんな裏話すると思わなかったけど。たぶん、自分たちでもう任されて『振り付けしちゃいなよ』って言われたの、TOKIOが最初ちゃうかな。今から考えたら。普通はボビーさんが絶対振り付けするのが当たり前で」
と、SMAPとのダンススキルの差については明言せず、バックダンサー時代を懐かしんでいたのだった。そんな下積み生活を経た城島も、今やさまざまなテレビ、CMで活躍するベテランタレントに。