【管理栄養士が厳選「ズボラ飯」のススメ】

人気とんかつチェーン3店、プロが勧める「1,000円以下弁当メニュー」! 脂質低め&リーズナブルな一品を発見【和幸、さぼてん、かつや】

2021/02/26 21:00
川村郁子(管理栄養士)

脂質が少ない“660円”のリーズナブルなメニューはコレ!

――人気とんかつチェーン店「とんかつ和幸」「とんかつ新宿さぼてん」「かつや」は、お弁当のテイクアウトメニューも充実しています。それぞれ、おすすめのメニューを教えてください。まず「とんかつ和幸」から。

人気とんかつチェーン3店、プロが勧める「1,000円以下弁当メニュー」! 脂質低め&リーズナブルな一品を発見【和幸、さぼてん、かつや】の画像2
「とんかつ和幸」公式サイトより

川村 とんかつ和幸は、ヒレやささみ、イカやエビなど、比較的脂質の少ない食材が入っているメニュー「盛り合わせ弁当『なでしこ』」「盛り合わせ弁当『かえで』」(どちらも840円/税込、以下同)がいいと思います。ヒレのタンパク質やビタミンB群だけでなく、イカやエビのマグネシウム、カルシウムなど魚介類のミネラルを補えますよ。

 ヒレかつや魚介のフライが楽しめて840円と、低価格なのも魅力的。正確に計量したわけではありませんが、とんかつ和幸は他店に比べてキャベツの量が多そうなのも、注目ポイントだと思います。

人気とんかつチェーン3店、プロが勧める「1,000円以下弁当メニュー」! 脂質低め&リーズナブルな一品を発見【和幸、さぼてん、かつや】の画像3
「とんかつ新宿さぼてん」公式サイトより

――続いて、「とんかつ新宿さぼてん」はどうでしょうか?

川村 とんかつ新宿さぼてんもキャベツの量が多めで、サイドに野菜のおかずが入っているのがうれしいですね。ヒレを使った「ひとくちヒレかつ弁当」(660円)や「特撰やわらかヒレかつ弁当」(930円)がよさそう。


 「ひとくちヒレかつ弁当」は、700円未満と比較的リーズナブルな価格で、カツをちょこっと楽しみたい時におすすめ。ヒレはロースと比べてもともと脂質が少ないですが、ひとくちサイズになっているので、カロリーを気にする人も選びやすいのではないでしょうか。

とんかつDJアゲ太郎