『世界の果てまでイッテQ!』“マイナス14度”極寒ロケに「危険」と心配の声! おかずクラブ・オカリナの体調心配する声も
2月21日に放送されたバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で、芸人に対して“危険な演出”があったと、ネット上で物議を醸している。
番組では「温泉同好会 寒中水泳SP in 北海道」という企画を放送。お笑いコンビ・ガンバレルーヤのよしことまひる、おかずクラブ・オカリナ、椿鬼奴の4人で、北海道にある日本最北の不凍湖・支笏湖を訪れた。
「マイナス14度という極寒の中、4人は“アイスウォーク”というアクティビティに挑戦。これは、氷が張っている湖の上を歩いたり、あえて氷を割って水中に落ちるのを楽しむもの。この内容を聞いたオカリナが『それは事故』とツッコミを入れるなど、抵抗感を示していた4人でしたが、結局全員でチャレンジすることになりました」(芸能ライター)
この際、番組オリジナルの“ミニゲーム”も実施。1万円の入った賞金袋3つと、3万円の入った賞金袋1つが氷上に置かれ、鬼奴、まひる、オカリナはそれぞれ1万円の袋を拾うことに成功。しかし、最後に挑戦したよしこが3万円の袋を拾おうとすると氷が割れ、ほかの3人が水の中に落下することに。よしこは彼女たちを助けようとするも失敗し、全員が落水する結果となったのだ。
「その後、4人は近くの温泉旅館に向かい、露天風呂で体を温めようとしたんですが、クイズに正解しないと風呂に入れないルールが設けられていたんです。鬼奴はすぐに正解し、ガンバレルーヤの2人も後に続いたものの、オカリナだけはなかなか答えられず、寒さに震える姿を見せていました」(同)
これらシーンについて、ネット上では「メチャクチャ笑った!」「『イッテQ』の女芸人企画、やっぱ面白いな~」といった声があるものの、「あの状況でクイズ出すのはひどい。オカリナは寒がってたし、危険だと思う」「ちょっとこれは笑えない。4人のことがかわいそうで見ていられなかった」など、出演者の健康を心配する視聴者が続出した。
「『イッテQ!』では、1月31日の放送回でも、企画の危険性が指摘されていました。この回では、お笑いコンビ・ロッチの中岡創一が、1人乗りカヤックを水の中に押し込み、反動で1回転して着水するというアクロバットに挑戦。補助をつけて行っていたものの、中岡はチャレンジに失敗し転覆し、危うく溺れかける場面があったんです。この時もネット上では、『放送事故でしょ』『笑えないし、見てて怖かった』など、批判が寄せられていました」(同)
いくら笑いを取るためとはいえ、こうした危険な企画に疑問を抱く視聴者は多い。もちろん、安全には十分配慮しているのだろうが、見ている側にもそれが伝わる番組作りを心掛けてほしいものだ。