ahamo・povo・LINEMOほかスマホ新料金プラン、「3つのポイント」だけチェック! 楽天モバイルの重大なデメリットとは?
——自分に必要な容量がわかったら、次にチェックするポイントはなんでしょうか?
河村 通話時間をチェックしましょう。各社、オプションで無制限かけ放題通話プランと短時間かけ放題プランを用意しています。選ぶポイントは2つ。月に42分以上(※)通話する人は「無制限かけ放題」。月に17分以上(※)通話する人は「短時間かけ放題」が最適でしょう。
(※ドコモの場合。無制限かけ放題1,870円(税込)、5分までの通話かけ放題770円(税込)、22円(税込)/30秒で計算した場合)
——いまはLINEで通話するケースが増えていますよね。
河村 そうなんです。そもそも通話かけ放題は必要? という点から考えてみましょう。友人への電話ならLINEで済むので、美容院や病院の予約など、固定電話にかけるときだけ通話を使っている人もいるでしょう。でも実は、LINEの友達以外、固定電話にも無料で通話できる裏技があるんです。あまり知られていないのですが「LINE Out Free」という機能です。
LINEOutを使えば、美容院の予約など外部との通話も無料です。ただ、通話先へ「非通知」表示される点は注意が必要。また、LINE Out Freeについては、固定電話にかける場合は1回3分、携帯電話にかける場合は1回2分まで、1日に5回までの回数制限があってかつ使用する前に動画広告を見る必要があります。ほかに、Skypeも固定電話にかけられる機能があるのですが、玄人向けなので、今回はおすすめしません。
つまり、友人同士ならLINE電話、外部にはLINE Out Freeを使えば、月の通話時間が42分以上になることはそんなにないはず。月17分に達するケースが多いかどうか、チェックしてみてください。ちなみに、LINE音声通話はLINE公式サイトでは1GBで約55.5時間、LINEを使ったビデオ通話も1GBで3.25時間できるとしています。
ただし、LINEでの通話の場合は、通常の電話とは異なり、発信者側と受信者側の双方にパケット通信量負担が発生するため注意が必要です。