ahamo・povo・LINEMOほかスマホ新料金プラン、「3つのポイント」だけチェック! 楽天モバイルの重大なデメリットとは?
携帯各社から格安新プランが登場し、プランの見直しや他社への乗り換えを検討している人も多いだろう。しかし、いざ調べてみると、洪水のごとくあふれる情報を前に、自分になにが合っているのか? そもそも、なにを取っ掛かりにプランを見直したらいいのかわからない、という状況に陥りがちだ。そこで今回は、料金プラン選びで「ここだけチェックすべし!」というポイントについて、「スマホ乗り換え相談所オンライン」を運営するGreenEchoes Studio代表の河村亮介氏に教えていただいた。
なお、携帯メーカーには自社回線を持つ大手キャリアのau・ソフトバンク・ドコモ・楽天モバイルによる「MNO」と、自社回線を持たずMNOから回線を借りてサービスを提供しているイオンモバイルやJ:COMモバイルなどいわゆる格安スマホと呼ばれる「MVNO」の2つに大別されるが、今回は大手キャリアのMNOに限定している。最適なプランに乗り換えれば、月におよそ5,500円も安くなるというだけに、ぜひチェックいただきたい。
各キャリアとプラン、サブブランドとは?
——まずは、ドコモやauなどの大手各社がそれぞれ発表した格安プランについてから教えてください。
河村亮介氏(以下、河村) ドコモは「ahamo」というオンライン専用プランを用意し、auからは同じく「povo」が誕生。ソフトバンクからは「LINEMO」という新サブブランドが発表されました。「ahamo」「povo」に関しては「キャリアの料金プランの一部」となりますが、ソフトバンクが発表した「LINEMO」に関しては「サブブランド」となります。
サブブランドというものは、運営会社がキャリアとなりますが、明確に「別ブランド」となります。auのサブブランドはUQモバイル、ソフトバンクのサブブランドはワイモバイルと今回発表された「LINEMO」。こうしたサブブランドとオンライン専用プラン「ahamo」「povo」、ソフトバンクの新サブブランド「LINEMO」の登場で料金が安価になりました。
——UQモバイルとワイモバイルはサブブランドという立ち位置なんですね。オンライン専門プランというのは、申し込みがオンラインになるのですか?
河村 申し込みからサポートまで、全てがオンラインのみです。問題や不明なことがあっても、店舗に行ったところで、現時点では対応してもらえないことがアナウンスされています。自身で専用サイトで調べるか、AIチャットなどで解決する形となる見込みです。なにか問題が起こったときに駆け込んで直してもらう……というサービスは期待できません。
——では、それぞれの料金プランを正しく選ぶには、どこに注目したらよいでしょうか?
河村 チェックポイントは3つ挙げられます。