サイゾーウーマンコラム知られざる女子刑務所ライフ刑務所クラスターはまだ起こる? コラム 知られざる女子刑務所ライフ111 刑務所クラスターはまだ起こる? 元女囚が語る、ムショでの「不祥事」が増えるワケ 2021/02/21 16:00 中野瑠美改め瑠壬(作家) 知られざる女子刑務所ライフ Unsplashより 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。 「宇宙人に襲われた」覚醒剤使用者 最近はカタギさんの事件が目立つ気がしますね。お坊さんの覚醒剤使用とかけっこうウケましたが、瑠美的には「宇宙人に襲われたので保護してほしい」と警察署に駆け込んだ人が覚醒剤反応が陽性だった件もおもろかったですね。 クスリ(違法薬物)で頭がおかしなる……ちゅうのは、実はありそうで多くはないんですが、「宇宙人」は、絵に描いたような事件でした。どんな宇宙人やったんかな(笑)? あとは、小学校の先生や校長先生、さらに特別支援学校の先生も覚醒剤でパクられ(逮捕され)てますね。 今どきはネットでもクスリが買えるので、たしかに手に入りやすくなってはいますが、昔はめくれて(発覚して)なかっただけとちがいますかね。今は隠しきれないものはさっさと発表して、膿(?)は出し切っているんかなと。 次のページ ムショの不祥事は「発表」が増えただけ? 123次のページ 楽天 セブンネット 女子刑務所ライフ! 関連記事 ゆきぽよの「元カレ逮捕」は“ギャルあるある”? 元女囚が語る、前科者との交際事情「のりピーは大丈夫」と元女囚が言い切るワケ——更生に必要な「居場所」と「役割」「ムショの美容室」をご存じですか? 元女囚が明かす、刑務所のお正月とヘアケア事情小学校校長もシャブで捕まる時代! 元女囚が振り返る「2020年薬物&刑務所の大事件」3選元ポン中が助言! 薬物依存症は「一生治らない」、清原和博や伊勢谷友介が再生するためには?