月9『監察医 朝顔』“認知症の父”演じた時任三郎に絶賛の声! 「逆に演技とは思えない」「別格」と視聴者注目
2月15日に放送された上野樹里主演の連続ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)の第14話。視聴率11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した今回は、上野演じる主人公・万木朝顔の父・万木平(時任三郎)の“病名”が発覚し、ネット上にさまざまな反響が寄せられた。
前回第13話のラストで、認知症の疑いがある平に通院の約束を取り付けた朝顔。しかし、翌日には平がその約束を忘れてしまい、朝顔は1週間の休暇を取得して、娘のつぐみ(加藤柚凪)とともに、平の住む仙ノ浦を訪れることになった。そこで、つぐみから「じいじはいつまでここにいるの? どうしてつぐみとじいじは離ればなれなの?」と問われた平は、朝顔の住む神奈川県の自宅で暮らす決意をする……という内容だった。
「今回は、朝顔が休暇をもらって平の自宅を訪れたこともあって、監察医としてのシーンはほぼなく、家族との触れ合いが中心に描かれました。そんな中、平は朝顔と彼女の夫・桑原真也(風間俊介)の前で、病院でアルツハイマー型認知症と診断を受けたことを告白。『2人とつぐみには、これからどれだけ迷惑をかけるかわからない。想像もできない。だから、先に謝っておく』と心中を告白する場面が、視聴者の間で注目を浴びていました」(芸能ライター)
このシーンについて、ネット上では「認知症になった家族がいるから、平の姿が重なる」「今回は特に、“自分の家族だったらどうするか”と考えさせられる内容だった」といった声が続出。また、「時任三郎の演技がうますぎて、逆に演技とは思えない」「どんどん猫背になって、老けていくのがわかる。別格の演技」など、時任を称賛する声も見受けられた。一方で、「本当の認知症はあんなもんじゃない。リアルさに欠ける」「こんなに早く認知症だって気付けるもんか? ちょっとご都合主義な感じ」と認知症の描写に疑問を抱いたという声も見受けられる。
「次回予告では、第8話から続いていた『朝顔孤独編』が今回で終わり、新章となる『家族の時間編』が次回から始まると発表。監察医としての朝顔がほとんど描かれなかった今回については、『もう完全にホームドラマになってるね』『最近、医療ドラマじゃなくなってない?』といった指摘もありました。今後は、『家族の時間編』という名前の通り、さらに朝顔の家族にフォーカスすると思われ、こうした違和感を抱く人が増える可能性もあるでしょう」(同)
「朝顔孤独編」においては、平の認知症疑惑やつぐみの失踪など、暗い内容が多かったことで、視聴者から「話が重すぎる」という苦言も出ていた。新章を迎える第15話からは、同作のファンが望むような展開となるだろうか。