『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』菅野美穂&浜辺美波が“親子じゃない”展開! 「令和の時代に血液型で……」と冷めた声
現在放送中の北川悦吏子脚本の連続ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)。同作は、菅野美穂演じる恋愛小説家の水無瀬碧と、浜辺美波演じるオタク女子・空の親子、それぞれの恋愛劇を描いた作品。恋愛至上主義と思えるコンセプトや「オタク=恋愛できない」という価値観に、放送開始前から一部ネット上で「時代錯誤」といった指摘が出ていたが、視聴率でも苦戦を強いられている。
「同ドラマは、初回の視聴率こそ10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とまずまずのスタートだったものの、2〜5話までは8%台と1桁で推移。また、2話で空が、本当はカラオケでアニメソングを歌いたいのに周りに合わせた選曲をするオタク男子の光(岡田健史)に対して『なんで米津玄師歌うの? ジャパリパーク(アニメ『けものフレンズ』の主題歌『ようこそジャパリパークへ』)歌えばいいじゃん』と言ったシーンには、ネットで『オタクは米津も歌うしジャパリパークも歌う』と反論が飛び交い、ちょっとした炎上騒動になっていました」(芸能ライター)
視聴率が振るわない一方、5話の放送前には脚本を務める北川氏がTwitterで「5話見たらひっくり返っちゃうかもです…」「実は、5話から怒濤の展開を見せます。うそおっ!って誰もが思うはず」と予告していたが……。
「5話では、母の碧がO型で、娘の空がAB型であるという会話から、光が『OからABって生まれなくね?』と気づき、“実は親子ではない”という疑惑が浮上。この展開に、視聴者からは『義務教育で血液型の遺伝について習うよね』『令和の時代に血液型で親子関係を疑う展開で次週へって』と冷めた声が続出していました」(同)
ちなみに、北川氏の連ドラ脚本デビュー作にあたる1992年のドラマ『素顔のままで』(フジテレビ系)では、中森明菜演じる月島カンナが、亡くなった親友の娘を引き取り、血のつながらない親子になるという結末だった。そのため、「実は親子ではない」という展開には「『素顔のままで』と一緒?」との指摘も。
放送開始前から一部ネット上で物議を醸していた同ドラマだが、最後までそれを払拭できないままなのだろうか。