関ジャニ∞・大倉忠義、主演ドラマ『知ってるワイフ』の予告動画で一波乱!? 「最後イヤやわ」と漏らしたワケ
関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞クロニクルF』(フジテレビ系)が2月15日に放送された。丸山隆平が大倉忠義の主演ドラマ『知ってるワイフ』(同)の予告動画を制作し、ドラマスタッフの審査に合格すれば、地上波で放送されるという内容だった。
まずは、丸山が予告動画編集の極意を学ぶために、映画予告編ディレクター・里謙二郎氏のもとを訪問。村上信五も“助っ人プロデューサー”として同行した。
里氏は、映画の予告編を15年間で300タイトル以上も手がけ、『ジョーカー』(2019年)や『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(18年)『検察側の罪人』(18年)といった、数々の話題作を手がけている人物。ちなみに、予告編は映画の監督ではなく、専門のディレクターが制作するそうで、里氏いわく、予告編で大切なのは「構成力」。「どんな入り口から入って、どういう流れで、どんな終わり方で盛り上げるかが重要」などと明かしていた。
そんな中、村上が映画予告でよく目にするキャッチコピー“全米が泣いた”について、里氏に「15年くらいやってたら、キャッチコピーなくなってきません? 全米泣き疲れたでしょ?」と質問。里氏は思い当たる節があるのか、「いやあ、村上さん面白いなー。泣き疲れてます。衝撃受けすぎてます、本当に……」と、笑いが止まらない様子だった。
その後、丸山は実際に編集を始め、約4時間で完成間近に。そこで、丸山は最後のワンカットとして、黒バックに白文字で「もうやめて〜」と文字を入れたいと主張。このアイディアに里氏は、「新しい。僕だったら怖くてできない」と感心していた。
いよいよ、番組スタッフが完成した予告動画を持って、ドラマスタッフのもとへ。監督とプロデューサー、編成企画の3人にチェックを受けていると、なんとも重々しい空気になり、監督は「丸山くんは予告を作るにあたって、本編は全部見たんですか?」と質問。番組スタッフが「見てます」と返すやりとりには、主演の大倉も思わず「怖っ……」と反応してしまうほどの緊張感が漂っていた。
予告動画を見た3人は、「畳み掛ける編集は、新しい視聴者に訴求効果があるかも」(プロデューサー)「ちょっとカットが多くて、状況がつかめない」(編成企画)「冒頭から煽りすぎですって。このドラマの世界観じゃない」(監督)と、それぞれコメント。丸山がこだわった「もうやめて〜」の文字について、監督からは「意味が伝わりにくい」と厳しい意見が飛び出した。しかし、「再度動画を見たい」というプロデューサーの声により、そこから30分の議論を経て、急展開で正式採用されたのだ。
スタジオで予告動画を見た関ジャニ∞メンバーは、波乱を起こした「もうやめて〜」の文字に、「最後イヤやわ」(大倉)「最後イヤやな。最後だけノリ軽くなったなー」(村上)「いいか悪いかは別にして、『もうやめて〜』はすごい残るよ」(横山)「すごい響いたよ」(安田章大)などと、コメントしていたが、主演の大倉は「めちゃくちゃうれしいですね。6話まで見た人も、『7話何があるの?』ってなるから。でもマル、センスあるね」と大絶賛。ドラマスタッフからは厳しい言葉をかけられたものの、メンバーから褒められた丸山は「ホンマに!?」と大喜びだった。
この放送にネット上では、「専門の方が作ったのとは違うけど、視聴者に寄り添った予告だったよ!」「マルちゃん頑張ったねー! すごい!」「マルちゃんの予告、予想外のラストに笑ってしまった」などの声が寄せられていた。