関ジャニ∞、『知ってるワイフ』主題歌が初日15万枚売り上げ! 「Re:LIVE」から7万枚ダウン
関ジャニ∞・大倉忠義が主演を務めるドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)の主題歌に起用されている「キミトミタイセカイ」。2月9日付のオリコンデイリーシングルランキングでは初登場1位を獲得したが、売り上げは昨年8月発売の「Re:LIVE」の初日記録に比べ、約7万枚もダウンしてしまった。
関ジャニ∞にとって45枚目のシングル「キミトミタイセカイ」は、初回限定盤A・Bと通常盤の3形態で販売。初回盤A(CD+DVD)には「関ジャニ∞オーロラリフレクションマスク」がついているほか、初回盤B(CD+DVD)の特典は、“∞形”のチョコなどが作れる「∞型シリコンクッキングモールド」が封入されている。また、初回盤BのDVDは関ジャニ∞メンバーがチョコケーキを作る映像や、メンバー各々が囁いている「チョコっとASMR」を収録しているという。これ以外にも、「キミトミタイセカイ」壁紙ダウンロードキャンペーンを行っており、ファンが喜ぶような企画が盛りだくさんだ。
そんな同作は、初日15万2,703枚でスタート。昨年8月の「Re:LIVE」は発売初日に22万4,849枚を売り上げただけに、今作は7万2,146枚の遅れを取った。なお、錦戸亮が脱退し、5人体制初のシングルとなった前々作「友よ」(2019年11月発売)は初日15万9,245枚で発進。こちらの販売形態は初回限定盤、通常盤、47ツアーオフィシャル”BOY”Tシャツ付き盤、セブン-イレブン盤の4種類で、初週記録は26.0万枚だった。
続く「Re:LIVE」も同じく初回限定盤、期間限定盤A (20/47ツアードキュメント盤)と期間限定盤B(20/47ツアーライブ盤)、通常盤の計4形態。初日22万だったところ、「友よ」を上回る初週32.6万枚をマークしていた。
数字で判断すれば前作と7万の差は大きいが、一部関ジャニ∞ファンは「『友よ』と『Re:LIVE』は4種だったから、3種で15万っていい方だよね」「初日15万は、1形態多い『友よ』とあんまり変わらないし、この数字でもスゴい」と、前向きに捉えている。
「関ジャニ∞は、メンバーの脱退を経ても、熱心なファンに支えられているグループです。メインボーカルだった渋谷すばる、人気の高かった錦戸が抜けた後も、5人の関ジャニ∞を守ろうと、ファンが支えている印象。また、現在のジャニーズ事務所においても、関ジャニ∞は非常に重要なポジションといえるでしょう」(ジャニーズに詳しい記者)
嵐は2020年末をもって活動休止に入り、今年3月でTOKIOのボーカル・長瀬智也が事務所を退所。残る3人で音楽活動を行う予定はないと伝えられている。デビュー組の中でも、関ジャニ∞はTOKIOに継いでバンドができるという強みがあり、音楽バラエティ『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)も好評だ。
「関ジャニ∞の場合は、CD売り上げも安定しているため、ドームクラスの会場で定期的にコンサートが開催できる貴重なグループなんです。村上信五をはじめ、メンバーは“テレビタレント”としての活躍も期待が持てますし、同世代のメンバーがいるKAT-TUN、NEWSより、抜きん出た存在です」(同)
一方、ファンの間では購入したCDの収録楽曲、歌詞、画像、映像をスマートフォンやタブレットで楽しめる「関ジャニ∞アプリ」の使い勝手の良さが話題になっている。商品のシリアルコードを登録して利用する無料サービスだが、「外出先でも特典映像が見られるのはめちゃくちゃうれしい」「関ジャニ∞アプリはマジで神アプリ」「関ジャニ∞アプリが便利すぎるから、ほかのジャニーズも採用して」と、好意的な声が多く上がっているのだ。
さらに、関ジャニ∞は今年1月1日に公式インスタグラムを開設。2月12日には、『ミュージックステーション』(テレ朝系)出演後の午後10時より、グループ初のインスタライブを配信するという。「こうしたコンテンツやサービスを通じて、ファンを満足させている点も、人気が衰えない秘訣」(前出・ジャニーズに詳しい記者)のようだ。
なお、『知ってるワイフ』は初回から6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の大爆死。以降は7.0%、6.5%、7.6%と変動していき、2月4日放送の第5話で番組最高となる7.8%を記録していた。主題歌の「キミトミタイセカイ」も、週間ランキングに向けて枚数が伸びていくことを願いたい。