ジャニーズカレンダー、予約数「圧勝」はSnow Man! King&Princeを「頭みっつほど飛び抜けた状態」で圧倒中
3月5日に各出版社から発売される「ジャニーズ事務所公認カレンダー(2021.4-2022.3)」について、出版関係者の間では「ほかのグループに圧勝中のグループ」の存在が取り沙汰されているという。
毎年、業界内外、特にファンの間で大きな話題を集めるジャニーズカレンダー。今年は、Hey!Say!JUMP(マガジンハウス)、Sexy Zone(光文社)、ジャニーズWEST(主婦と生活社)、King&Prince(講談社)、SixTONES(小学館)、Snow Man(新潮社)、ジャニーズJr.(ワニブックス)、関西ジャニーズJr.(集英社)の計8タイトルがそれぞれの出版社から一斉に発売される。発売を1カ月後に控えた今、すでにSnow Manのカレンダーの予約数は、「頭一つどころか、二つ、三つほど飛び抜けている」(雑誌編集者)そうで、昨年売り上げトップを記録し、今年もその座に君臨すると見られていたKing&Princeに、大きく水をあけているそうだ。
「売り上げを気にしているのは、我々関係者だけでなく、メンバーやファンも同様です。どのグループがどこの出版社から発売されるのか、ランキング順位はどうなるかと、発売前から密かに情報交換が行われています。タレント側にとっても、CD同様に売り上げが数字となってハッキリとわかるため、ランキングの結果にはこだわりを見せる者も多い。また、今回はジャニーズ事務所の“天敵”だった『週刊女性』を発刊する主婦と生活社が、ジャニーズWESTのカレンダーを制作することも話題になっていました」(同)
そんな中、発売1カ月を前にしたこのタイミングで「予約数トップはSnow Manで間違いない」といわれているのだという。
「2位がキンプリ、3位はSixTONESなのですが、この2グループの差はそこまで開いてはいません。しかし、Snow Manとキンプリの差は圧倒的で、正直、ここまでの大差は見たことがない。ちなみに、昨年のSnow Manカレンダーは、全体では2位の売り上げでしたが、トップのキンプリとはダブルスコア差に近い結果でした。つまりそれだけこの1年間で、Snow Manのファンが増えているということです」(出版関係者)
Snow Manは最新シングル「Grandeur」が、1月26日発表の「オリコン週間シングルランキング」で、今年度最高となる初週売上80.2万枚で初登場1位を獲得するなど、破竹の勢いを見せている。それでも、ジャニーズの王道を突き進んでいるキンプリを圧倒するほどの予約数を獲得した背景には、一体何があるのだろうか。
「関係者の間では、『嵐ファンがSnow Manに流れているのでは』という声が多く上がっています。Snow Manはメンバーが9人と人数が多く、個性もさまざま。バラエティ番組への露出も多いだけに、ファンの数は増える一方だとか。来年度以降は、各出版社がSnow Manカレンダーの“争奪戦”を繰り広げることとなりそうです」(同)
なお、今年のSnow Manカレンダーの版元は新潮社で、昨年と一昨年は、キンプリのカレンダーを手掛けていた。
「それだけ新潮社はジャニーズとの蜜月関係を築けているということです。しかし、今回Snow Manがここまで大躍進するとは、新潮社もジャニーズも考えてはいなかったことでしょう」(同)
「圧勝」の2文字にSnow Manファンが歓喜する光景が目に浮かぶが、一方で他グループのファンにとては、気が気でない情報ともいえる。来年以降もカレンダーをめぐっては、各グループやそのファン、出版社を巻き込む壮大なドラマが繰り広げられそうだ。