元ジャニーズJr.、日本・中国で『PRODUCE 101』参加続々! 田島将吾・ヴァサイエガ光・羽生田挙武の過去と現在
1月30日、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』に参加する101人の練習生たちが、番組のオフィシャルサイトにて公開された。その中には、かつてジャニーズ事務所に在籍していた元Jr.も含まれていたことから、ジャニーズファンの間でも番組に注目が集まっている。
韓国の音楽専門チャンネル「Mnet」発の人気オーディション番組「PRODUCE 101」シリーズの日本版にあたる『PRODUCE 101 JAPAN』。2019年9月~12月にかけて無料動画配信サービス・GYAO!で配信されたシリーズでは、選考を経て男性アイドルグループ・JO1が誕生し、一大ブームを巻き起こした。
そして、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の練習生が明らかになると、ネット上で「元Jr.が3人いる」と、話題に。有名どころの田島将吾、ヴァサイェガ光に加えて、篠原瑞希も『Johnny’s Dome Theatre~SUMMARY2012』などに出演していた過去がある“辞めジュ”だという。中でも、やはりジャニーズファンが熱視線を送っているのは、田島とヴァサイェガだろう。
特に、Jr.時代の田島は「ジャスティス」と名付けたクマのぬいぐるみを持ち、中性的かつ独特な雰囲気のキャラクターで人気を博した。深夜ドラマ『近キョリ恋愛』(日本テレビ系、14年7月~10月放送)で連続ドラマ初出演を果たし、『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)や、深夜のバラエティー『ガムシャラ!』(テレビ朝日系)などにも出演。しかし、16年1月頃にジャニーズ公式サイトから田島の写真が消え、退所説が浮上した。
その直後、田島の動向はYouTubeで公開された映像によって明らかに。動画「G‐EYE Teaser Type‐0」に「TASY」の名で登場し、「G‐EYE (ゴッドアイ)Official Twitter」なるTwitterアカウントも誕生。動画が「The agent which has been dispatched from the future of 2039」(2039年の未来から派遣されたエージェント)といった謎めいた設定である点や、G‐EYEの衣装や世界観がK-POP男性アイドルグループ・EXOを意識しているのではないかと、ファンを騒がすことに。
そしてヴァサイェガも同グループに「VASA」として合流。3月には元Jr.の玉元風海人、森田真弥らが「NEW→AGE」というユニットを組み、CDデビュー決定を報告するも、後にこの2組が合体し、「G=AGE」の名で16年6月にCDデビューした。彼らのデビュー曲「Age of Future」はオリコンデイリーランキングで第1位を獲得したものの、16年末に田島、ヴァサイェガ、玉元、森田たちがグループ脱退を発表。ユニットは空中分解となった。
「そのG=AGEには『カイン』なるメンバーが途中加入。この人物こそ、G=AGEのプロデューサーであり、“熊谷王子”の名でメディアに登場したこともある芸能プロダクション経営者・熊谷裕樹だと言われています。ちなみに彼は17年7月、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)と、児童福祉法違反の疑いで逮捕されています。同月発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、熊谷が元Jr.のA(18)をビンで殴打し、大ケガを負わせた結果、傷害容疑で逮捕されたという一件についても詳報。『実は、Aくん以外にも複数のジャニーズJr.が熊谷から虐待を受けていた』などと、衝撃的な内容を伝えていました。この事件がG=AGEの元Jr.たちに関係があるとみるファンも少なくありません」(ジャニーズに詳しい記者)
G=AGEが消滅した後、田島は自身のSNSを更新していたが、突如“消息不明”に。しかし今回、GYAO!で公開された動画「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2 【田島 将吾】オンタクト能力評価『10問10答』」によれば、韓国で2年間ほど、練習生をしていたそうだ。「プロデュース101に参加した理由」について、本人は「韓国で練習生してたんですけど、それから日本に戻ってくる時期と、このオーディションがある時期がちょうど重なってて、運良く。このチャンス、機会は掴むしかないなと思い、出ることを決めました」と、語っている。
また、ヴァサイェガも「10問10答」内で「プロデュース101に参加した理由」を問われると、「日本を代表するようなアーティストになりたかったからです」と、回答。弟・ヴァサイェガ渉は現在、Jr.内ユニット・少年忍者のメインメンバーの一人として活動しているだけに、Jr.ファンも兄の行く末に興味を示している。
一方、元Jr.の中には中国で開催される『中国版PRODUCE 101』に挑戦する者も。Sexy Zoneのバックダンサーなどを務めていた元Jr.の羽生田挙武だ。羽生田といえば、17年春頃にジャニーズ退所がうわさされた後、同じく元Jr.の高橋颯、岡本カウアン、川口優とともに、ダンスボーカルグループ「ANTIME(アンティム)」を結成。女性シンガーソングライター・MACOらが所属する事務所・STARBASEが初めてプロデュースを手掛けたグループだった。
「17年8月にデビューミニアルバム『BORN AGAIN』をリリースし、熱心なファンに支えられながら活動していたのですが、19年5月末をもって事実上の解散となり、高橋のみが大手のホリプロに移籍しました。羽生田はモデル・道端ジェシカらが在籍する事務所・REVIVEに入ったようで、公式サイトにプロフィールが掲載されています。『中国版PRODUCE 101』にあたって中国へ渡ったようで、今年1月11日、インスタグラム(am_antime_)で、『隔離生活 in China』と題して隔離期間中の動画をアップ。多くの応援コメントが寄せられていました」(同)
田島らが挑む『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』は、“国民プロデューサー”こと視聴者がオンタクト能力評価コンテンツをチェックし、推しMENに投票。期間は2月1日~10日までとなっており、国民プロデューサーによる投票で選ばれた60名の練習生が次のステージに進めるという。果たして元Jr.が番組を通してどんな活躍を見せてくれるのか、今後の展開に期待が高まる。