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K-POPタテ・ヨコ・ナナメ斬り

K-POP 2020年下半期ベスト15曲! SM・JYP・Big Hitエンタのほか、所属アーティスト1組の事務所もランクイン

2021/02/03 19:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

 Warner Music Korea所属、シンガーのJamie(ジェイミー、パクジミン)のシングルで、Warnerに移籍してから初めてリリースする楽曲です。20年4月まではJYP Entertainment所属でしたが、契約期間が終わり、Warnerと契約しました。

 JYPにいる時から楽曲は大好きで、自分のブログで長々と紹介したこともありました。Numbersは「jiminxjamie」に収録された「뭐니(What)」や「하나 빼기 둘(Count You Out)」と似た方向性の楽曲で、3曲とも私が大好きな00年代前半R&Bの雰囲気を感じさせる楽曲です。客演に迎えたチャンモのラップを引き継ぐようにそのままJamieのラップに入るところで「さすが!!!!」となり、こんな状況じゃなければソウルの野外で開催されるHiphopフェスで2人のステージが見れたんじゃないかな……と思いを馳せるばかりです。

유아 (YooA) – 자각몽 (Abracadabra) (2020.09.07)

 上半期に挙げたOH MY GIRLのメンバー、ユアのソロ・デビューEPから、ダブルタイトル曲扱い的なサブタイトル曲です(音楽番組でも何度かフルで披露しているため)。

 元々振付師になりたかったところをOH MY GIRLのメインダンサーとして抜てきされたこともあり、どんなダンスも消化できる印象が強いですが、タイトル曲の「숲의 아이 (Bon voyage)」のようなコンテンポラリーダンスや「Abracadabra」のジャズやヴォーギングのようなダンスが、顔が小さく手足の長い彼女にとても合っていて、完璧なソロデビューだったと思います。

 曲はDeep Houseのような音色に彼女の真っ直ぐと伸びる声がマッチしていて、BPMは106というHouseほど速くなくHiphopやR&Bよりは速い絶妙な速さで、私が一番好きなBPM帯です(恍惚境も103で同じBPM帯です)。

스트레이 키즈 (Stray Kids) – Back Door (2020.09.14)

 JYP Entertainment所属、8人組グループStray Kidsのリパッケージアルバム『IN生』のタイトル曲です。

 1カ月弱あった活動期間中は、ほぼ毎日音楽番組でパフォーマンスを見ていたため、曲に慣れすぎて、褒められるポイントはいくらでもあるのに最初は15曲の中に入れないでいました。曲のリリース前からいろいろな情報が耳に入ってきていたため、コケないか本当に心配でしたが、EDMをうまく取り入れた楽曲で、CDの売り上げなどの成績も良く、ファンも増えた大成功のカムバックとなりました。これからも(良い意味での)トンチキ曲を高いスキルで真面目にやっていってほしいです。

 Stray Kidsが参加するMnetのサバイバル番組『キングダム』の先行きが心配すぎて、2月から収録が始まるのですがあまり先のことを考えたくない状態になっています。

아스트로 문빈&산하 (ASTRO MOONBIN&SANHA) – Bad Idea (2020.09.14)

 Fantagio所属、6人組グループASTROのムンビンとサナによるユニットのデビューEP『IN-OUT』のタイトル曲です。

 終始聞こえるギターのカッティングと、サビになると入ってくるベースが最高の曲で、2020年は先述のA.C.Eの「恍惚境」やBDCの「Shoot The Moon」、NATTYの「Nineteen」などこのぐらいのBPMのギターカッティング曲が豊作でした。「Bad Idea」があまりにも良すぎてしばらくこればかり聞いていましたが、EP『IN-OUT』のそれ以外の曲もとても良く、特に1曲目の「Eyez On U」がグルーヴいっぱいのR&Bで大好きです。

 ステージ衣装の露出が多く、トップスの丈がクロップされていたり、胸が深めに開いていたり、毎日音楽番組では目のやり場に困っていました。そしてサナくんのせいでパーツで色が違うヘアスタイルが好きになってしまいました。ついでに私が一番好きなステージを共有しておきます。

펜타곤 (PENTAGON) – Twenty Twenty (2020.09.16)

 上半期にも挙げたPENTAGONです。この曲は『Twenty Twenty』というWebドラマのOST曲としてリリースされたもので、MVもドラマのシーンの抜粋になっています。A-TEENという高校を舞台にした青春ラブストーリーのWebドラマのシリーズで、今回は大学を舞台に恋や友情、夢、そして家族との関係など、子どもと大人の間で揺れ動く心情にフォーカスしています。

 作詞をメンバーのキノとウソク、作曲をキノが担当しており、イントロの切ない雰囲気、歌詞もドラマの内容に沿ったものになっています。なので本当はドラマを見た上でこの曲を聞いて欲しい……というワガママな願望がありますが、興味があったら歌詞とドラマを見てみてください(21年2月現在、Abemaで視聴できます)。A.C.Eのチャンが絶妙な役柄で出てきて、主人公よりもそちらに気を取られたドラマでした。劇中に出てくるEDMエディットの「Twenty-Twenty」が良すぎて、自分でエディットを作ってしまいました。

 生バンドでパフォーマンスをするYoutubeの「it’s live」という企画で彼らが披露したBLACKPINKの「Lovesick Girls」のカバー「Lovesick Boys」が非常に良く、その曲と「Twenty-Twenty」のどちらにするか最後までとても迷いました。

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