カルチャー
インタビュー後編

「人気芸能人Mに異性スキャンダルの懸念」「俳優Tは逮捕の危機」!? 霊視芸人・シークエンスはやともが、2021年の芸能界を大予想!

2021/02/07 14:00
サイゾーウーマン編集部

――一方で、2021年は「この人の年になる!」という注目の芸能人は?

(C)サイゾーウーマン

はやとも バラエティ界でブームを巻き起こしている「お笑い第7世代」の中では、ぺこぱさんがダントツで活躍すると思います。

――すでに売れっ子のお二人だと思うのですが、ここからさらにブレークすると?

はやとも そうですね。というのも、どの時代も長続く活躍する人ってスロースターターなんですよ。一気に売れると仕事が増える半面、本人たちがキャパオーバーになってしまい、本来の力を出し切れずに、テレビを見た人に「あれ? もっと面白かったよな?」と思われがち。でもぺこぱさんは、本人たちのペースに合わせて仕事が入ってきている印象なので、ずっと最良の状態を保ちながら、まだまだコンビを知らない方たちからも支持を集めることができるんじゃないかと。

 特に、ツッコミの松陰寺(太勇)さんは、本当に優しい心の持ち主で向上心があり、人からも好かれているのに、心の一番深い根っこの部分がマイナス思考なんです。たくさんの人に実力を認められて、あれだけテレビに出ているのに、「俺たち、今のままでいいのだろうか?」と常に思い続けることは、「慢心しない」ことにつながります。実際、勢いに乗っているし、その波に乗り続けられる精神力を持つ人でもありますから。逆にいうと、EXIT・兼近(大樹)さんみたいに、気を使わずになんでもはっきり口にし、「別にテレビなんか出ていたいわけじゃない」という吹っ切れ方をしている人も強いんですけどね(笑)。

一方、芸人はブレークしづらい傾向に

――21年も引き続き、ぺこぱさんに注目ですね。

はやとも でも、もっと広いくくりでいうと、22年いっぱいまでは、芸人は誰も売れない気がします。僕は新型コロナの“なんとなくの終わり”は、22年の末だと思っているんです。“終わる”というのも、元の生活に戻るのではなくて、ウイルスがある中で生活することに「慣れる」というだけですが。

――ウイルスが流行する前の日本には戻らない、と。

はやとも そうですね。「お笑い」ってやっぱり、“不謹慎”につながる要素が少なからずあるはずなんですよ。時事ネタを面白おかしくイジったり、ちょっと毒を吐いてみたりとか。だって、松陰寺さんのあの「〇〇でもいいだろう」という肯定するツッコミだって、手前に毒がないと成り立っていないわけですから。そう考えると、世間的にみんなが圧迫されているというか、「苦しい、苦しい」って状態の時に、わざわざ不謹慎なネタを聞きたくないという人って結構いると思うんです。受け入れる余裕ができて、笑いで心が救われるようになるまでには、僕はあと2年かかるのではないかと考えているので、芸人は誰も売れない可能性があるかもしれません。

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