西野亮廣、「吉本との和解は難しい」!? 社員とのLINE公開で“パワハラ疑惑浮上”、業界内から「やりすぎ」の声
1月27日、自身のTwitterで「退社する可能性も含めて、吉本興業と慎重に話し合いを進めています」と明かしたキングコング・西野亮廣。その動向にネットユーザーの注目が集まる中、一部関係者によると、業界内では「本人は“炎上商法”のつもりかもしれないが、さすがにやりすぎ」との声も出ているという。
「2016年にオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』(当時は「おとぎ町商工会」)を開設し、同年には絵本『えんとつ町のプペル』(幻冬舎)を出版。同作は昨年12月にアニメ映画化され、観客動員数100万人を突破するなど、近年はタレント以外の活躍が目立つようになっています。こうした活動は、自身が設立した株式会社NISHINOで請け負いながら、これまで通り吉本にも籍を置いていたのですが、西野は今月27日、Twitter上で突如、吉本を退社する可能性を示唆したんです」(芸能ライター)
西野は、一連のツイートの中で「吉本興業には『今の形を改めないと辞めます』という話をさせていただきました」と明かし、吉本関係者とのLINEのトーク画面を公開。「連日走り回ってくださっている吉本興業外部のスタッフさんに対しての吉本興業の対応がナメ腐っていたので、会社ごとガン詰めしました」と、怒りを滲ませながら、事務所スタッフへの不満を吐露している。
「Twitterではあまり多くを語らなかった西野ですが、サロン会員に向けては、もう少し詳しく説明していたようです。関係者によると、西野はサロン会員向けに投稿したブログの記事内で、マネジャーの配置換えが頻繁に発生する吉本の社内体制を指摘しているそう。同社副社長から話し合いを提案されるも“交渉の余地ナシ”と断って、マネジャーを据え置きにしてもらえないなら辞めると突きつけたとも明かし、相方・梶原雄太にもその旨は伝えてあるといいます」(テレビ局関係者)
そんな西野は、昨年9月8日、自身のYouTubeチャンネル「プペル寄席」で「キンコン西野、吉本興業に激おこ」と題した生配信を行い、吉本はマネジャーがすぐに変わることなどに触れながら、やはり、吉本の“社内システム”自体を疑問視していた。さらに、同月13日にはキングコングのYouTubeチャンネル「毎週キングコング」に、「吉本興業をやめるかもしれません」という動画を投稿している。
「そんな西野の姿は、19年に雨上がり決死隊・宮迫博之らが起こした“闇営業”騒動時の極楽とんぼ・加藤浩次によく似ています。騒動に対する吉本の対応や、社内体制に不信感を抱いた加藤は、司会を務める情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)内で、『この体制が、今の社長、そして会長の体制が続くんだったら、僕は吉本興業を辞める』と主張し、“加藤の乱”として大きな注目を集めました。今はまさに“西あります野の乱”が起きているような状態ですが、業界内では『やりすぎ』という指摘も」(同)
というのも、西野がTwitterに投稿したLINEのスクリーンショットでは、関係者の個人名が晒されてしまっているからだ。
「吉本上層部も、西野の行為は『パワハラに該当するのでは?』と、さすがに事態を重く見ているとか。西野はこれまで、さまざまな“炎上”を招きながらも、それによって注目を集め、絵本や映画をヒットさせてきましたが、今回ばかりは、『吉本と和解しました』という流れに持っていくことは難しいかもしれません」(同)
それでも、西野を支持するサロン会員たちは、これまで通りサポートを続けるのだろうか。