『ヒルナンデス!』で紹介した漢方薬店“摘発”に物議! 試食した乃木坂46・山下美月の体調を気遣う声も……
情報バラエティ『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で紹介された東京・中野区の漢方薬店「馬場香嶺堂(ばばこうれいどう)薬局」の経営者が、1月26日、医薬品医療機器法違反(未承認医薬品の販売など)の疑いで書類送検されたことが判明。ネット上には、番組で同店を訪れていた芸能人に心配の声が寄せられている。
「大正12年創業で、約100年続く老舗の『馬場香嶺堂』ですが、報道によると2020年2~8月、医薬品として未承認の漢方薬を『新型コロナウイルスの抑制効果がある』と説明し、販売していたそう。警視庁が押収した漢方薬の一部には、カビや細菌が検出されたものもあったといいます」(マスコミ関係者)
一方で『ヒルナンデス!』は、今年1月6日放送回の「自分じゃ聞けない街のナゾ」という企画で、新宿と中野にある謎めいたお店を取材。その中で、乃木坂46・山下美月とお笑いコンビ・和牛が「馬場香嶺堂」を訪れていた。
「店主が調合した漢方薬を税込み500円で販売しているということで、山下は“サソリの素揚げ”を実食していたんです。そのため、同店摘発のニュースを知ったネット上のファンからは『ガチでやばいお店だったとは……』『違法だし、カビとか検出されてるし、山下は大丈夫なのか?』『体調に影響していないか心配』といった声が続出。『ただでさえ健康に気を使うご時世なのに、タレントに変なもの食べさせるなよ!』『ちゃんと下調べしたの?』『日テレにも責任あるだろ』といった指摘も多く見られます」(同)
『ヒルナンデス!』といえば、過去にもさまざまな企画で波紋を広げてきた。例えば、16年9月に東京・浅草のアイスクリーム店で“人気No.1フレーバー”を当てるというロケ企画をオンエアした際、抹茶フレーバーの値札に「当店人気1位!」と明示されていたにもかかわらず、出演者一同、考えるそぶりをしていたため、ネット上では「答えは出てますけど!?」「台本があって“わからないふり”をしてるんだろうな」「どう見ても“やらせ”じゃん」などとツッコミが飛び交った。
「また、昨年1月29日放送の人気企画『ハンドメイド主婦に弟子入り』で、レジン(樹脂)と木材を組みあわせた“ウッドレジン作品”の作り方を紹介した時も、その材料をめぐり批判が寄せられていました。というのも、本来は、“主剤”と“硬化剤”を混ぜ合わせることで固まるエポキシレジン液を使用すべきところ、番組ではUVレジン液を使用していたんです。紫外線に当てることで硬化するUVレジン液は、木材に染み込んでしまうと完全に硬化しないため、漏れ出してきた場合、レジンアレルギーを引き起こす可能性があります。ネット上では、ハンドメイド作家たちが『ウッドレジンにUVレジンを使っちゃダメ 』『UVレジンを使用する場合は、木に染みこまないようコーティングを徹底してください』などと警鐘を鳴らす事態となりました」(芸能ライター)
今回の漢方薬店の摘発に関しては店側の過失だが、なにかと物議を醸すことが多い『ヒルナンデス!』。これ以上信用を損なわないためにも、番組作りには万全を期してほしいものだ。