亀梨和也主演『レッドアイズ 監視捜査班』は「トラウマレベル」!? 12.4%好スタートも、『ボイス』『絶対零度』設定被りに“既視感”訴える声も
1月23日、KAT-TUN・亀梨和也が主演を務める連続ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』(日本テレビ系)がスタート。初回視聴率12.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という好調な滑り出しを見せたが、ネット上では「怖すぎて見れない」「トラウマレベル」と悲鳴も上がっている。
同ドラマは、新たに設立された最新の監視カメラシステムを使って犯罪捜査を行う「KSBC(神奈川県警捜査分析センター)」を舞台に、国内に500万台あるという監視カメラを駆使した科学捜査によって、凶悪な連続殺人鬼に迫るクライムサスペンス。元捜査一課の刑事で婚約者を殺された過去を持つ特別捜査官・伏見響介を亀梨が演じるほか、KSBCのセンター長・島原由梨を松下奈緒、元自衛官で伏見の同僚の特別捜査官・湊川由美子をシシド・カフカが務めている。
「初回は、伏見の恋人・結城美保(小野ゆり子)が殺人犯に追われるというスリリングな展開から物語がスタート。なんとか倉庫に逃げ込んだ美保は、棚の下に身を隠すも、すぐに犯人に見つかり引きずり出され、何度も刺された揚げ句、命を落としてしまいます。画面上には、刃物を振りかざす犯人の姿のみしか映っていなかったものの、あまりにショッキングなシーンに、ネット上では『引きずられる場面が恐怖すぎてトラウマになりそう』『彼女役の演技がリアルで怖かった』『ナイフを勢いよく抜いた時に血が噴き出して、リアルでビビった』『なかなかグロい』『このあと、見続けられる自信がない』と、早々に離脱してしまった視聴者も多かったようです」(芸能ライター)
さらに、同ドラマは2019年7月期に唐沢寿明主演で放送された連ドラ『ボイス110 緊急指令室』(日本テレビ系)や、18年と20年に放送された沢村一樹主演の『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』シリーズ(フジテレビ系)に「似ている」と指摘する声も多い。
韓国ドラマをリメークした『ボイス』は、神奈川県警港東警察署に設置された捜査ユニット・ECUを舞台に、妻を殺された元強行犯一係の敏腕刑事・樋口彰吾(唐沢)と、父を殺された声紋分析官でECU室長の橘ひかり(真木よう子)が、電話による通報から被害者の生死を分ける“クライシスタイム”と呼ばれるタイムリミットまでに、殺人犯を追うサスペンスドラマ。
一方の『絶対零度』は、妻子を亡くした元公安のエリート刑事・井沢範人(沢村)を主人公に、日本中の監視カメラや個人情報などのデータを用いて殺人を犯す可能性の高い危険人物を割り出す「未然犯罪捜査システム」を用いて、重大犯罪を阻止する捜査チーム“ミハン”の活躍を描いた作品だ。
「『レッドアイズ』と『ボイス』は、同じ神奈川県警が舞台となっています。また、今回、元犯罪心理学者で特別捜査官の1人を演じている木村祐一は、『ボイス』にも刑事役で出演していました。さらに、この2作と『絶対零度』は、主人公が恋人や家族を殺されている点や、新しい組織に入り、そこで働きながら婚約者や妻を殺した犯人を探す点、事件発生までタイムリミットがある点など、類似している部分が多数あることから、ネット上では『既視感アリアリ』『「ボイス」と「絶対零度」足して2で割った感じ』『新鮮味がない』との声が噴出しています」(同)
『レッドアイズ』は、『絶対零度』シリーズを手掛けた酒井雅秋氏をはじめ、福田哲平氏、まなべゆきこ氏といった3人の脚本家によるオリジナル作品だが、こうした類似点の多さから、「原作は何?」「なんかのリメーク?」と勘違いする視聴者も見受けられる。
なお、リアルな殺人描写で離脱者を出してしまった『レッドアイズ』だが、最後まで見た視聴者からは「怖かったけど面白かった」「今回は、亀梨くんに役が合ってると思う」と好評だった様子。ここから先の視聴率は、初回の冒頭で離れてしまった視聴者を再び取り戻せるかどうかが鍵となりそうだ。