ママ友LINEの怖いやりとり……保育園職員のコロナ感染疑惑、「最近◯◯先生見かけない」と犯人捜しが勃発!
都内で2歳になる男児を育児中のしのぶさん(仮名)は、緊急事態宣言下の今、子どもを保育園に預けることに罪悪感を覚えるという。
「私は、保険会社に勤務しているのですが、顧客情報管理のため、どうしても出勤が避けられないんです。週に1〜2度ほど完全リモートワークの日があり、その時は、息子を保育園に預けず、家でみています。仕事のオンライン会議などは静かにしてもらうのが大変ですが、それでもまだ安心感があります」
しのぶさんいわく、今回の緊急事態宣言は、前回のように経済活動を抑制する動きが活発ではないため、「仕事も休めず、生活が中途半端な状態になっている」とのこと。
「私の住んでいる区は、コロナ感染者の情報をサイトに載せているんですが、それを見ていると、保育園や小学校でも少人数ではあるものの、陽性者が出ています。いつ感染してもおかしくない状況なのに、仕事も休めず、自由にリモートワークも選べないため、子どもを保育園に預けなければならない。私も夫も、実家は地方なので頼れる人もいませんし、“もし感染したらどうしよう”と思って、夜中に泣いてしまったこともあります」
しのぶさんは、「ママ友付き合いも、コロナの影響で変わった」と語る。
「ママ友の中には、外出を必要最低限にして、食料もネットショッピングで買って済ませているという人がいます。そんなママに、都心まで電車で通勤しているとは言いづらいんです。ママ友とのグループチャットでは、土日に遠出ができないので、『今から公園に行きます』というような、“近場で会いませんか?”という誘いが増えたんですが、もし私が感染者で、ママ友やその子どもにうつしてしまったらと思うと、なかなか行けませんよね」
保育園からは、在宅で子どもを見られる場合は、利用を控えてほしいというアナウンスがされた。
「前回の緊急事態宣言は、出勤は重役のみという措置だったので、私はずっとリモートワークしていました。子どもも家で過ごしていたので、感染の不安はなかったんです。今回は、会社側も出勤してほしいというし、だとしたら保育園に預けなければいけないし。いくら個人で感染予防をしても、毎日『感染したらどうしよう』と頭によぎります」