『スッキリ』MC・近藤春菜の “後任人事”が判明! 出演者の「ソーシャルディスタンスを保ちたい」日テレの思惑とは?
今年3月に、約5年間MCを務めた朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)を卒業するハリセンボン・近藤春菜。同じタイミングで、日テレの水卜麻美アナウンサーも番組を去ることとなり、後任は岩田絵里奈アナが務めると発表されているものの、近藤の後釜については未定のままだ。業界内では「誰もやりたがらないでしょう」(テレビ局関係者)といわれているが……。
春菜の卒業理由については、「拘束時間が長いことがネックになった」「婚活のため」「人件費を削減したい日テレ側の都合」など諸説あるものの、本人は一貫して「いろいろなことにチャレンジしたい」というコメントに徹している。
「実際にスケジュールを拘束され、新しい仕事が入れられない問題もあるでしょうが、やはり共に番組MCを務める加藤浩次からの“同調圧力”は、春菜にとって大きな負担となっていたのかもしれません。あのポジションで得をする芸能人は、『ほぼ存在しない』といえるでしょう」(同)
2019年6月、吉本興業所属タレントによる“闇営業騒動”が起きた際には、加藤が同事務所の大崎洋会長を名指ししながら、「今の社長、会長の体制が続くんだったら、僕は吉本興業を辞める」と啖呵を切ったことが、大きな波紋を呼んだ。
「春菜にとって加藤は吉本の先輩でもありますから、発言を頭ごなしに否定するわけにはいかなかったのか、吉本と闇営業を行った芸人、それぞれに苦言を呈していました。春菜が加藤の言葉に“巻き込まれていた”ことは、誰の目にも明らかです。春菜は番組に加入した翌年の17年頃から『辞めたい』と周囲に漏らしていたそうですが、この騒動時にあらためて、番組降板を局サイドに強く希望したといいます」(同)
そんな春菜の後任人事は、実は昨年「決定していた」(芸能プロ関係者)という。
「結論は『誰も入れない』、つまり出演枠を減らすことになったとか。このコロナ禍だけに、日テレとしては、出演者同士の“密”を避けるため、この判断に至ったようです。しかし現実的には、加藤と『ソーシャルディスタンスを保ちたい』という芸能人が多く、近藤の後釜が決まらないことを隠すための口実でしょう」(同)
こうして、春からは「相方不在」となる加藤だが、これも闇営業騒動からの“余波”といえるのかもしれない。