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言い逃れは厳しい?

上白石萌音主演『ボス恋』、「『プラダを着た悪魔』にしか見えない」「モロパクリ」と物議! 初回11.4%の好発進も“パクリ疑惑”で暗雲か

2021/01/13 20:21
サイゾーウーマン編集部
ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』公式サイトより

 上白石萌音が主演を務める連続ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系、以下『ボス恋』)が、1月12日にスタート。平均視聴率11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、まずまずの滑り出しとなったが、ネット上ではある作品との類似点を指摘する声が上がり、「パクリではないか?」と物議を醸している。

 同ドラマは、ファッション雑誌編集部を舞台に、田舎町で育った平凡な主人公・鈴木奈未(上白石)が仕事や恋に悪戦苦闘しながら成長していく姿を描いた、お仕事&ラブコメディ。初回では、片思いしていた幼なじみを追いかけようと、東京にある音羽堂出版の備品管理部の採用試験を受けた奈未が、なぜか新設されたファッション雑誌「MIYAVI」編集部に配属され、超ドSな鬼編集長・宝来麗子(菜々緒)の雑用係を任されることに。一方で、ひょんなことから出会った子犬系イケメン御曹司のカメラマン・潤之助(Kis-My-Ft2・玉森裕太)から「ニセ彼女になってほしい」とお願いされ、聞き入れるが、実は潤之助の姉が麗子だと発覚する――という展開になっていた。

「ネット上では、主人公がファッションに疎い』『舞台がファッション雑誌の編集部で超ドSな編集長がいるといった設定が、2006年公開のアン・ハサウェイ主演映画『プラダを着た悪魔』にそっくりだと、ドラマ放送前から話題を呼んでいました。この映画は、ファッションに興味がないジャーナリスト志望の主人公・アンドレアが、ファッション雑誌『RUNWAY』のカリスマ鬼編集長・ミランダのアシスタント兼雑用係に採用され、仕事を通して成長する様を描いたお仕事ムービー。『ボス恋』は、脚本家・田辺茂範氏によるオリジナル作品となっていますが、あまりに設定が被っているため『「プラダを着た悪魔」にしか見えない』『モロパクリだよね』との指摘が相次いでいます」(芸能ライター)

 しかし、視聴者の間で物議を醸しているのは、設定だけではない。

「『MIYAVI』編集部に配属された奈未が、編集長である麗の出社に合わせてコーヒーを買いに行ったり、頼まれた洋服を受け取ったりするシーンも映画に酷似していて、『ただのパクリじゃん。オマージュってレベルじゃない』『これで原作ナシのオリジナル扱いはちょっと厳しくない?』『大好きな映画だから、ちょっと複雑』との苦言が続出。また、なだぎ武が演じている副編集長・半田進が、『プラダを着た悪魔』でミランダの右腕として登場するアートディレクター・ナイジェルと役柄が似ているとの声も多く、『ナイジェルみたいなのまでいるし、朝イチでコーヒーとか買ってるし、和製プラダを着た悪魔かよ』『これのどこがオリジナルストーリーなの?』『オリジナルじゃなくてリメークかオマージュって言ったほうが潔いと思う』と苦笑されています」(同)

 上白石と佐藤健が共演し、2人の恋愛模様が話題になった昨年放送の連続ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(同)のスタッフが再集結していることでも世間の関心を集めていた『ボス恋』だが、悪い意味で注目を浴びる結果になってしまったようだ。とはいえ、初回視聴率では『恋つづ』の9.9%を上回っており、「既視感は否めないけど、面白かった」という声も多いだけに、これからの展開に期待したい。

サイゾーウーマン編集部

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最終更新:2021/01/13 20:21
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