ダイソー品切れ大ヒット「ワンプッシュ保存容器」、収納のプロがカインズ・ニトリと徹底比較ジャッジ!
整理収納アドバイザー1級で収納ライターの伊藤まきが、家の中の “片付かない”ちょっとした悩みを“簡単で安く”解決するコツを提案します!
ダイソー「ワンプッシュで開閉できる保存容器」が大人気すぎる!
昨年の夏に、ダイソーの公式インスタグラムでも紹介された「ワンプッシュで開閉できる保存容器」が凄まじい人気です。というのも、形状はタケヤ化学工業の「フレッシュロック」にそっくりで、片手で開閉できる機能面はニトリの「ワンプッシュキャニスター」と同じ。それが、なんと3分の1の価格、100円で手に入るんですから、当然「即完売」になるのは言うまでもありません。
でも、入手困難だからといってすぐに飛びつかないで! これから良い商品だとオススメしますが、キッチンの食材を見直してからでも遅くありません。この記事では、保存容器が人気のメーカー3社(カインズ・ニトリ・タケヤ化学工業)とダイソーを比較したうえで、「おすすめの使い方」をまとめました。
ダイソー「ワンプッシュで開閉できる保存容器」4種類
試し買いした500mLの使用感が、あまりにも良かったので「全種類まとめ買い」しました。それぞれ金額とサイズがことなります。
まずは、取り扱い上の注意点から説明します。
[取り扱い・その1]保存容器の説明書をしっかり読んで守ること!
ダイソーの商品パッケージの裏にある主な説明文を、上の図にまとめました。炭酸飲料、ドライアイスなどは入れないでくださいなど。特に重要なのは、「完全密封の容器ではない」という注意書きです。こちらは、後半で説明したいと思います。
[取り扱い・その2]保存容器は「湯洗い」してから使うこと
次に説明文に従って、使用前の「湯洗い」をしました。本体がPET素材のためクレンザー、たわし、アルコール消毒剤は傷が付くので使用しないことが原則です。
[取り扱い・その3]保存容器に「水気」が残るとカビの元に!
容器を洗った後は、しっかりと乾かします。パッキンの素材は、シリコーンゴムなので水が残るとカビが発生します。ちなみに、「Scottのショップタオル」で、拭き取ると完璧な脱水に。ホームセンターの工具コーナーで単品購入もできます。
次に、3つの人気メーカーと比較してみました。