Snow Man・宮舘涼太をめぐる“誤報”で、ジャニーズWESTも被害に!? 「何も悪いことしてないのに」とファン怒りのワケ
新型コロナウイルスに感染したSnow Man・宮舘涼太に関する「週刊女性」の報道をめぐって、発行元の主婦と生活社がホームページ上で謝罪した。1月6日深夜、同社は「Snow Man宮舘涼太さんが昨年12月に女性と飲食をしたことが新型コロナウイルスに感染した原因であるという記事を掲載しましたが、そうした事実の確認はできませんでした」と説明。この件とは無関係のジャニーズWESTに“飛び火”する事態となっている。
ジャニーズ事務所の発表によると、宮舘は定期的に実施しているPCR検査の結果、12月21日に感染が判明。Snow Manの残るメンバー8人は全員陰性だったが、宮舘の濃厚接触者に該当したため、グループ活動を一時的に休止していた。そんな中、1月5日発売の「週刊女性」は、レコード会社関係者のコメントとして、「宮舘さん、12月に入ってから知り合いの女の子と酒を飲みに行って、どうやら“もらっちゃった”みたいで……」などと報道。ニュースサイト「週刊女性PRIME」でもこの記事が配信され、一部ネットユーザーの間で宮舘に対する批判の声が上がってしまった。
「Snow Manメンバーは一定の経過観察期間を経た上で、再度行ったPCR検査でも陰性だったことから、1月6日より仕事復帰しています。一方で宮舘について、事務所は『活動再開の目処が立ちましたら、改めてご報告いたします』と発表。一部ファンは宮舘の“無実”を信じながらも、彼だけ活動に戻れないのは体調が悪いのか、それとも記事の内容が影響しているのではないかと、わずかに心配の声も出ていました。そんな中、6日深夜になり、主婦と生活社サイドは『事実の確認はできませんでした』としつつ、宮舘や関係者に陳謝。ネット上のSnow Manファンは、同社への怒りをぶちまけています」(ジャニーズに詳しい記者)
そんな今回の騒動を受けて、「週刊女性」の記事とは無関係のジャニーズWESTが巻き添えを食らっている。というのも、3月5日に発売となる『ジャニーズWEST 2021.4-2022.3 カレンダー』の出版元が主婦と生活社のため、「WESTに一切罪はないし、カレンダーは欲しかったけど、発行元が主婦と生活社だからキャンセルした」「さすがに今回の件はひどい。カレンダーはキャンセルする」「WESTカレンダー、買うのやめたわ。謝って済む問題じゃない」といった書き込みがTwitterに上がっているのだ。
ジャニーズWESTのカレンダーといえば、2019年3月発表のオリコン「グッズ・マルチメディア書籍」のウィークリーランキングで3位にランクイン。1位のKing&Prince(7万7,369部)、2位のHey!Say!JUMP(6万603部)に続いて、ジャニーズWESTは3万6,446部を記録していた。18年の同ランキング2位だったKis-My-Ft2を抜かす形になったため、当時ファンからは「WESTめっちゃ売れてる!」「キスマイ、さすがにヤバイ……」といった驚きの声が上がった。
「CDは楽曲に興味を持ったファン以外の人たちも手に取りやすいですが、カレンダーとなると、購入者は熱心に応援するファンが中心でしょう。なので、ジャニーズファンの間では、カレンダーの売り上げも“人気の高さ”を確認する意味で注目されています。また、17年度版カレンダーの予約が始まった際は、『A.B.C-Zのカレンダーだけ販売されなくなった』とファンが騒然としたことも。その理由は明かされていませんが、当時は『去年の売り上げが悪かったから?』などと囁かれていたんです」(同)
そんな前例があり、ジャニーズファンは“売れなければ来年はカレンダーの販売がなくなるかもしれない”と、危機感を抱くように。各グループのファンがカレンダーの売り上げを気にするのは、こうした理由もあるようだ。
「キャンセル報告を目にしたWESTファンからは、『売り上げが落ちたら、ジャニーズWESTは“需要がない”と思われるだけでは?』『カレンダーをキャンセルするのはやめてほしい。WESTの今後に影響が出るのは困る』と焦るような反応も。この事態でどこまで売れ行きに影響が出るのかわかりませんが、『何も悪いことしてないのに、WESTが被害を受けるなんておかしい』といった怒りの声も聞こえてきます」(同)
一部のSnow Manファンは、1月13日に発売となるジャニーズWESTのシングル「週刊うまくいく曜日」について、「たくさん買う」「WEST兄さんに申し訳ないから予約した」と宣言しているが、怪我の功名となるだろうか?