関ジャニ∞・大倉忠義主演『知ってるワイフ』が「大コケしそう」な4つの理由……韓国ドラマリメーク作は「質が下がる」?
1月7日からスタートする関ジャニ∞・ 大倉忠義主演の連続ドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)が、早くも「大コケしそうと、マスコミ関係者の間で話題になっているという。
同作は2018年に韓国の有料ケーブルテレビチャンネル「tvN」で放送された人気テレビドラマのリメーク作品。結婚を後悔している恐妻家の男性が、タイムスリップして妻を取り替えようと画策、その過程で、夫婦それぞれが、自分にとって大切なものは何かを見つめ直す姿をコミカルに描くという。
同作が「大コケしそう」な理由は4つあると語るのは、とあるテレビ誌のライターだ。
「まず1つ目が、大倉が連ドラ主演でそれほど実績を残せていない点です。彼の連ドラ主演は2014年1月期の『Dr.DMAT』(TBS系)以来7年ぶりですが、当時も低視聴率に苦しみ、全話平均6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で終わったいわくつきの作品でもある。そもそも放送枠自体が視聴率に恵まれていなかったことも大爆死の要因ですが、マスコミ関係者の中には『ジャニーズ神話が大崩壊』などと漏らす者もいました」(テレビ誌ライター)
『知ってるワイフ』が大コケしそうな2つ目の理由は、「現在のドラマ界では、ラブストーリーが視聴率を取りにくいから」だそうだ。『恋はつづくよどこまでも』『私の家政夫ナギサさん』(ともにTBS系)など、スマッシュヒットを飛ばす作品がある一方、昨年10月期の『姉ちゃんの恋人』(フジテレビ系)『#リモラブ〜普通の恋は邪道〜』(日本テレビ系)はオール1ケタと低迷しており、「恋愛ドラマのヒットはTBS以外の局では稀」(同)だという。
そして、3つ目の理由は、「放送局がフジテレビだから」とのこと。月9ドラマこそ視聴率は好調なフジドラマだが、ほかの枠は相変わらず苦戦しており、『知ってるワイフ』の放送枠「木曜午後10時」の前作『ルパンの娘』は最終回4.8%と壮絶な爆死を遂げていた。
「4つ目は、『韓国ドラマのリメーク作品は日本でなかなか跳ねないから』というもの。ここ数年、韓国ドラマや映画のリメークが日本でも盛んに行われていますが、正直、ヒットにはつながっていません。ジャニーズタレントが主演した韓国作品のリメークといえば、Sexy Zone・中島健人とKing&Prince・平野紫耀ダブル主演の『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)が真っ先に思い浮かびますが、ジャニーズの若手ツートップといえる人気者を主演に据えたにもかかわらず、全話平均視聴率は9.4%と1ケタ止まりでした」(同)
ほかにも近年だと、19年放送の『サイン ―法医学者 柚木貴志の事件―』(テレビ朝日系)、『ボイス 110緊急司令室』(日本テレビ系)、『TWO WEEKS』(フジテレビ系)、18年放送の『シグナル 長期未解決事件捜査班』(同)などが、韓国作品のリメークだが、いずれもヒットにはつながらなかった。
「『知ってるワイフ』の前評判を見ると、『韓ドラのリメーク作は質が下がる』『どうしても韓国版より劣って見えてしまう』といった韓国版のファンからの苦言が散見されます。こうした口コミを吹き飛ばせる出来に仕上がっていればいいのですが」(同)
主演の大倉は、番宣のためにさまざまなフジバラエティに出演中。その努力が実り、ロケットスタートを切れるのか、はたまた予想通り大コケしてしまうのか、初回放送を見守りたい。