100種類のコンビニ弁当を食べた話題のブロガーが厳選! セブン、ファミマ 、ローソン 、ミニストップの「満足感のある弁当」「ガッカリ弁当」ベスト3
【1位】
ローソン「たっぷりたまごをかける!ふわとろたまオムライス」498円(税込み)、629キロカロリー
「オムライスは外れがなくておいしい」という、多くの方が持つであろうイメージを覆す弁当です。その理由は、とろとろで見た目以外に卵感のない卵加工品、深みがなく甘いだけのデミグラスソース、味気のないチキンライス……と、味に対してのこだわりを一切感じなかったためです。パッケージの見た目は良いですが、“たっぷりたまごをかける!”と書かれている通りに、卵加工品・ソースをライスにかけると、見た目も悪く、ライスに旨味・食感のない“ドロドロの液体”をかけたものになっており、ガッカリしました。
【2位】
ミニストップ「広島流お好み焼き イカ天肉玉そば」523円(税込み)、520キロカロリー
こちらの商品に限らず、コンビニ弁当でお好み焼き系のものは、どれも残念。生地がパサパサで食欲を刺激するソースの味やしずる感が想像を大きく下回るためです。メイン食材で全体のほとんどを占めるキャベツや小麦粉が弁当として長時間水分を保つのは難しいと思われ、付属のソースをかけても水分や全体の旨味を補うことができません。商品名に記載された具材は、気持ち程度にしか入っていないため、一層ガッカリ感が強まりました。
【3位】
セブンイレブン「台湾風豚角煮丼・ルーロー飯」496円(税込み)、682キロカロリー
コンビニ各社は、話題のグルメをすぐに商品化して販売しています。そのスピードを意識しているためか、全体のバランスが悪いことが多々あります。ルーロー飯は、少しエスニック風に味付けされた豚角煮とタケノコ、ピリ辛ごま入り高菜漬けもやし炒め、半熟玉子蒸しがご飯の上に乗っていますが、それぞれが独立していて、融合したおいしさを楽しめず、「ルーロー飯ってこんなグルメなのか」と感じただけでした。話題性を重視したコンビニ弁当は、おいしさではなく、「どんな味なのだろう」と食の知識をつけることに重きを置いて購入すると、ガッカリ感を軽減できるかもしれません。
サイゾーウーマン読者へ、お弁当選びのアドバイス
コンビニ弁当は、日々進化していて、“おいしい”ことは間違いありません。気軽にいつでもどこでも購入できるため、毎日のように利用している方は想像以上に多いです。私は、100日間コンビニ弁当を食べ続けて、“コンビニ弁当は、付き合い方が大事”だと気づきました。少し楽をしたい気持ちでコンビニ弁当を食べてしまったなら、その罪悪感を軽減するために、食べた後にケアをする必要があります。運動、野菜の摂取、サプリメントを飲むなど、ケアの方法は人それぞれですが、“食べる前よりも体を綺麗にする”という思いの元、気持ちがすっきりすれば問題ありません。仕事やブライベートで目標が達成できたり、1日や1週間をいつも以上に頑張ったご褒美として、好きなコンビニ弁当を食べる場合もあるでしょう。その場合は、何も気にせずに食べて問題ありません。その達成感や満足感がこれからの生活につながるはずです。
最後に、自分好みの弁当を知ることが大切です。毎週新商品が販売されるため、ネット記事やSNSで話題の弁当が良いのか、見た目が好みの弁当が良いのか、決めきれないことも多々あるでしょう。食べたものは、その後の気分を左右するため、絶対にガッカリしたくない時、気分を高めたい時のために、自分好みの弁当を知っておきましょう。ちなみに私の好みの弁当は、セブンイレブンの親子丼、冷やし担々麺、冷やしパスタです。この記事を通して、皆さんがよりグルメに興味を持っていただけたらうれしいです。
■進撃のグルメ(世界一詳しい食べ歩きグルメブロガー)
話題のグルメをブログや動画で毎日紹介している。100種類のコンビニ弁当を100日間にわたって食べ続けたレポート「【必読】100日間コンビニ弁当生活を終えてわかったこと100個まとめました」がネット上で大きな話題を呼んだ。
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