嵐、業界注目度は『紅白』より『レコード大賞』に軍配のワケ! ジャニーズ異例の「生出演」は最初で最後か?
ジャニーズ事務所のトップアイドル・嵐が、まもなくグループ活動休止を迎える。5人での活動を最後にテレビで見られるのは、12月31日放送の『第71回NHK紅白歌合戦』となるが、その前日の30日には『輝く!日本レコード大賞』(TBS系)に“初出演”するとのこと。関係者によると「嵐は『レコ大』に生出演する代わりに、TBSのほかの番組からのオファーを断っていた」という。
嵐のグループ活動休止が発表されたのは2019年1月。20年の大みそかが区切りとなり、相葉雅紀、櫻井翔、二宮和也、松本潤は21年から個人で活動するのに対し、大野智は芸能活動自体を休止する。
「嵐は、今年の『紅白』で12年連続12回目の出場となり、番組後半に出演すると発表されています。ただ、彼らは同日に単独生配信ライブ『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』を行いますから、ネット上のファンは『「紅白」にはライブ会場から生中継をつないで出演するのでは』と予想しているんです」(芸能ライター)
嵐が『紅白』でどのようなステージを見せてくれるのか期待が高まる中、業界関係者の間では「むしろ『レコ大』初出演のほうが、注目されている」そうだ。
「というのも、『レコ大』でジャニーズの歌手が受賞および歌唱するのは、10年に最優秀歌唱賞を受賞した近藤真彦以来。今回の『レコ大』で、嵐は新設された『特別栄誉賞』を受賞し、生パフォーマンスを披露することになっていますが、実は、TBSは12月21日に放送した『CDTVライブ!ライブ!クリスマス4時間スペシャル』への生出演も交渉していたといいます」(芸能プロ関係者)
嵐はその週、24日に『VS嵐』(フジテレビ系)、26日に『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)と2番組の最終回に加え、25日の『ミュージックステーション ウルトラ SUPER LIVE 2020』(テレビ朝日系)にも生出演していた。
「ジャニーズ事務所はこの年末、嵐のテレビ生出演に関して『各局1番組』というルールを設けていたそうです。フジと日テレは冠番組の最終回特番、テレ朝は『Mステ』、NHKは『紅白』となる中、TBSはジャニーズが長年『レコ大』と距離を置いていることも踏まえ、『CDTV』への生出演を本命視していたとか。しかし、ジャニーズ側が『レコ大』出演にOKを出したため、TBSは『CDTV』と両方に出てほしいと交渉を試みたそうですが、ジャニーズも『ルールは絶対』だとして譲らず。結局、TBSサイドが『レコ大』を選び、嵐は『CDTV』に出演しなかったというわけです」(同)
嵐が『レコ大』に生出演するのは、“最初で最後”とみられ、業界内の注目度は俄然高いという。嵐ファンだけでなく、多くの国民が、その勇姿を見届けることだろう。