霜降り明星・粗品の“結婚スクープ”はどうなった!? 2020年スポーツ紙「元日スクープの当たりはずれ」を検証
元日のスポーツ紙といえば、毎年、芸能人にまつわるスクープが掲載され、世間の注目を集める。メディア関係者によると「2020年は、元日スクープが“不作”の年といわれていた」そうだ。新年を迎える前に各紙で今年1発目に報じられたスクープとその結果を振り返ってみよう。
「まず、『デイリースポーツ』は俳優・武田真治とモデル兼歯科衛生士・静まなみの結婚をスクープ。当時、武田の所属事務所は『改めて時期が来たらご報告申し上げます』とコメントしていましたが、7月2日、武田は事務所を通じて静との結婚を発表しました」(芸能ライター)
結婚報道は本来“おめでたい話”だが、「スポーツ報知」が伝えた元アイドルのスクープには、ネット上から複雑な声が続出した。
「『報知』は、元℃-ute・岡井千聖と競輪・三谷竜生選手が年内にも結婚すると報道。岡井は19年4月に突如、活動休止を発表したかと思えば、同7月配信の『週刊文春デジタル』で、三谷との関係が明るみに。記事によれば、2人の出会いは17年末で、このとき三谷は妻子持ちだったものの、18年春頃から岡井と交際をスタート。その後、妻に不倫がバレた三谷は19年6月、離婚に至りました。岡井は不倫の末に、妻から三谷を略奪した立場ですから、ネット上で猛バッシングを浴びることになったんです」(同)
こうした経緯があるだけに、「報知」の結婚報道には、嫌悪感をあらわにするネットユーザーも多かったが、そんな岡井は、今年4月30日をもって芸能界を引退。その直後、5月15~16日にかけてYouTubeチャンネル「岡井家TV」などを立ち上げて活動を再開するも、同21日までにYouTubeチャンネルは削除され、彼女の現状も不明に。ちなみに、岡井と三谷の正式な結婚発表はないままだ。
「一方、霜降り明星・粗品が結婚すると伝えていたのは『スポーツニッポン』。粗品といえば、19年9月の『フライデー』(講談社)に“美女とのお泊まり愛”を撮られていて、ネット上ではお相手がタレント・秋山衣梨佳ではないかと話題になりました。『スポニチ』も、粗品と秋山が『結婚を視野に同居交際している』と伝えていたものの、その元日に放送された『新春!爆笑ヒットパレード2020』(フジテレビ系)に生出演した粗品は、『結婚せぇへんて』と否定したんです」(テレビ局関係者)
また「日刊スポーツ」は、ケンドーコバヤシが“約20歳年下のOL”との結婚を決意したと報道。しかし、ケンコバ本人は1月7日配信の『AbemaPrime』(AbemaTV)で、交際は事実だが「結婚の話はまったく出ていない」と否定した。
このように、芸人は積極的に自身の結婚報道に言及した一方、「スポニチ」で“IT関連企業社長の男性”と結婚する可能性が伝えられた女優・夏菜は、無言を貫き、年内に結婚の報告はなかった。
「さらに、『スポニチ』は歌舞伎役者の8代目・中村芝翫とタレント・三田寛子夫妻の長男・中村橋之助(4代目)が、“祇園No.1芸妓”と結婚するとも伝えていましたが、スクープから1カ月後には『NEWSポストセブン』がスピード破局を報道。記事によれば、三田が反対したとみられているそうです」(同)
ちなみに、武田と静の結婚を的中させた「デイリースポーツ」は、19年2月から活動休止、翌3月に結婚した歌手・西野カナについて、“第1子妊娠”と報じたが、8日には「事実ではないことが判明いたしました」と謝罪している。
「デリケートな話題だけに、ネット上には苦言が寄せられていました。その後、一部報道では西野の“20年復帰説”も出ていましたが、コロナ禍の影響もあってか、これといった動きはありません」(同)
結果的に、各紙のスクープは“不発”だらけだった今年。まもなく21年がやって来るが、元日にはどんなスクープが飛び出し、またどれだけ“的中”するのだろうか。