山田優、突然の事務所退社発表の怪――前田敦子とは違う、“円満独立”に至ったワケとは?
12月23日、モデルで女優の山田優が、年内いっぱいで大手事務所・ケイダッシュ系列の「アワーソングスクリエイティブ」から独立すると発表した。突然の退所社発表に、事務所とのトラブルや、確執を疑う声も聞かれるが……。
山田は同日にインスタグラムを更新し、「22年もの長きにわたりモデルを始め、歌手やタレント、俳優などの多ジャンルを健やかに、楽しく全う出来たのも事務所の多大なご尽力あっての事で、感謝の思いで一杯です」と感謝を述べながら、事務所退社を発表。今後は個人事務所を立ち上げ、「当分は未だにお力もお借りしながら、ささやかながら仕事を続けて参りたいと思っています」(すべて原文ママ)と展望を明かしている。
「この前日には、元AKB48の前田敦子が山田とほぼ同じ形で独立発表をしているのですが、『事務所幹部はカンカン』『けんか別れ』などと、“円満退社”ではないとする報道もあっただけに、山田にも同様の“嫌疑”がかかってしまっているんです」(芸能ライター)
しかし、こと山田に関しては、芸能人が独立する際に決まってうわさされるようなトラブルは、まったく生じていないのだという。
「トラブルに発展する場合は、決まってタレント側が独立を強行してしまうものですが、山田の独立に関しては当人ではなく、事務所側の都合が大きかった。というのも、山田の事務所はギャラが月額制のタレントと、歩合制のタレントに分かれていて、山田は月給制でした。しかし、近年は子育てに加えて、夫・小栗旬とともに海外に拠点を移しているため、ほぼ芸能活動ができていない状況。そこに、コロナ禍による不況も相まって、事務所と話し合い、現状の“見直し”が行われたようです」(スポーツ紙デスク)
山田も事務所の台所事情をすでに察していたのか、特に関係がこじれることなく、“円満独立”という形に着地したようだ。
「実は山田の弟であり、同じ事務所に所属する親太朗にも、退所説が出ているだけに、今後は姉弟が“合流”する可能性も考えられます。親太朗も、近頃では本業のモデル仕事以外に、飲食店の経営などさまざまなビジネスを手掛ける“実業家”としても活動しているだけに、姉に追随するのはごく自然な流れといえるでしょう」(同)
独立トラブルが相次ぐ昨今だが、今回ばかりは珍しい“円満退所劇”となった様子。山田姉弟のこれからに注目したい。