元AKB48・渡辺麻友、岩佐真悠子、ラーメンズ・小林賢太郎……2020年に“引退発表”し衝撃を与えた芸能人
12月14日深夜に放送された『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)の中で、出演者のマツコ・デラックスが“引退発言”をしたことが、ネット上で話題を集めている。
オープニングトークにて、マツコはスタジオに置いてあったペットボトルのキャップに言及。番組スポンサーへの配慮として、商品ロゴに緑のシールが貼られていることを指摘し、「かわいい隠し方じゃない?」と褒めていた。
「しかし、同じく出演者の関ジャニ∞・村上信五は、驚いたように『マツコ、大丈夫? それな、前も言うてたぞ?』とツッコミ。これにショックを受けたマツコは、天を仰ぎながら『引退だわ……』とつぶやいたんです。ネット上では『引退とか言わないで! まだまだテレビで見たい』『マツコ、最近よく“引退”って嘆いてる気がする。本気なの?』など、進退を気にする声が寄せられました」(芸能ライター)
実際、マツコがレギュラー出演していた『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)を9月に突然“卒業”したあたりから、ネット上では引退説がたびたびささやかれるようになり、当のマツコも引退をほのめかす発言が増えている。その真偽は定かでないが、今年、本当に芸能界を引退した人は少なくない。
「特に大きな話題を呼んだのは、元AKB48の中心メンバーだった渡辺麻友でしょう。5月31日をもって芸能界を引退したと、6月1日に所属のプロダクション尾木が発表。今年に入ってから急激にメディア露出が減り、一部ファンの間では心配の声も上がっていましたが、引退発表後は『心に穴があくほどショック』『悲しくて涙が止まらない』といった悲痛な声が続出しました。事務所の発表によれば、渡辺本人から『健康上の理由で芸能活動を続けていくことが難しい』と申し入れがあったそうで、『まゆゆは十分頑張ったと思う。お疲れ様』『これからの人生はゆっくり歩んでほしい』などと、ねぎらいの言葉をかけるファンも多かったです」(同)
また、“新たな目標”に向かって踏み出すために、引退することを選択した芸能人も。
「グラビアアイドルを経て、女優やタレントとして活動していた岩佐真悠子は、10月1日に自身のインスタグラムで引退を発表。『世の中や自分を取り巻く環境も大きく変わってきている今。自分自身と向き合う時間が増えて』と、この決断にはコロナ禍の影響を匂わせつつ、『介護の仕事に携わりたいと思います』と表明。ネット上では『素敵な女優さんだと思っていたので残念』『芸能人が転職を決意するだけでもすごいと思う。頑張ってほしい』といった声が寄せられました」(同)
芸能活動を引退するものの、業界に関わり続ける形を取ったのは、お笑いコントユニット・ラーメンズの小林賢太郎だ。
「12月1日、所属事務所であったトゥインクル・コーポレーションは、小林が11月16日をもって芸能界から引退し、退所したと発表。同日には、本人の公式サイトに『肩書きから「パフォーマー」をはずしました。』というタイトルの文章が投稿され、『表舞台での活動は2020年で引退だなって、4、5年前から決めてたんです』などと明かしていました。その一方で、小林は劇作家や演出家としてすでに活躍しており、裏方の仕事は今後も続けていくようです」(同)
ラーメンズ自体、09年からユニットとしての活動をしておらず、休止状態だったため、ネット上では「ご本人が決めたことなので、他人がとやかく言えないですが……もったいない!」「いつか生でコントを見られると思っていたので、かなりショック」「また舞台を見に行くのを楽しみにしてました。引退のニュースを聞き、涙がこらえきれません」などと、ファンから悲痛な叫びが寄せられた。
いずれも、自身の判断で芸能活動に終止符を打った3人。ファンにとっては悲しい決断にほかならないだろうが、第二の人生も豊かなものであってほしいと願うばかりだ。