「小室圭さんとは頼むから結婚しないでくれ」? 秋篠宮さまの発言に滲み出た“本音”を、皇室ウォッチャーが読み解く
「結婚することを認めるということです」——秋篠宮さまが、11月30日の55歳の誕生日を前に臨まれた記者会見で、長女・眞子さまと小室圭さんの結婚を「認める」と述べた。
これは、同13日に、眞子さまが「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択」というお気持ちを表明されたことを受けての発言であり、小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルが発覚し、2018年2月に婚約延期が発表されて以降、ほとんど進展していなかった結婚問題がようやく動きを見せ始めたといえるだろう。
しかし国民の間では、金銭トラブルを長期化させた小室さん側への不信感が高まっていることから、お祝いムードでは“ほぼない”という状況。秋篠宮さまに対し「なぜ結婚を容認されたのか?」という疑問の声まで飛び交っているが、皇室ウォッチャー・X氏はこれをどう考えているのか。話を聞いた。
「結婚と婚約は違いますから」秋篠宮さまの念押しが印象的
——秋篠宮さまのお誕生日会見における、眞子さまの結婚に関するご回答を、どのようにご覧になりましたか?
皇室ウォッチャー・X氏(以下、X) まさに“苦渋のご発言”だと感じました。これまで小室さんとのご結婚に反対され続けてきたとされる秋篠宮さまが、いきなり「結婚することを認める」と発言したのは意外。ただ、その発言の根拠は「憲法上、両性の合意があれば結婚できるから」といったものでした。父親としては結婚に反対だけれど、皇族として憲法を順守しなければならないということでしょう。
そして最後の最後に「結婚と婚約は違いますから、結婚については本当にしっかりした確固たる意志があれば、それを尊重するべきだと私は思います」と念押しされた部分も印象的でした。これはつまり、結婚は憲法上、両性の合意があればできるため止められないけれど、秋篠宮家と小室家の“家の問題”でもある婚約は「受け入れがたい」という殿下のお気持ちが滲み出ていました。
——なぜ秋篠宮さまは、このタイミングでご結婚を容認されたのでしょうか?
X 18年2月に婚約延期が発表されてから、眞子さまと小室さんの結婚へのご意思は一向に変わらなかった。先日、眞子さまは“お気持ち文書”で「私たちにとって結婚は必要な選択」と述べられましたが、殿下はそれを読まれ、「結婚は容認せざるを得ない」とお考えになったのだと思います。