『ポツンと一軒家』視聴率“右肩下がり”で人気に陰り? 「田舎をなめてる」「シラケる」と声上がるワケ
12月13日に放送された『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)にて、ある“演出”がネット上で物議を醸しているという。
今回の放送では、約1年半前に取材班が訪れた、奈良県の山奥にある一軒家を再訪。そこの住人から、新しい“ポツンと一軒家”を紹介され、約7カ月ぶりに新規の取材を行うこととなった。
「再訪した一軒家の住民は、今年10月に放送された同番組内で、MCの所ジョージが『ポツンと一軒家だと自覚のある方とか、知り合いの方とか、こっちに送っていただければ』と発言していたのを聞いており、取材班に紹介してくれたのだとか。そこで、スタッフが新たな住民の家まで車で向かったのですが、道幅が狭いうえにヘアピンカーブが続く急勾配の山道を登らねばならず、目標とする一軒家までたどり着くのにかなり苦労していました」(芸能ライター)
到着した一軒家には、生け花などに使う花が咲く木を育てて出荷する、“花木農家”の夫婦が住んでいた。桜や桃、高野槙(コウヤマキ)など20種類の花木を広大な敷地で栽培しており、10人ほどの従業員を雇う園芸会社を営んでいるという。
「“花木農家”になじみのない視聴者も多かったようで、ネット上では『花木農家という仕事を初めて知った』『すごく楽しそうな仕事! ちょっと憧れる』といった反応がありました。また、約7カ月ぶりに新たな一軒家に取材を行ったということで、『やっぱり新しい家を見るとワクワクする』『大変な時期だと思うけど、取材班のみなさんには頑張ってほしい』といった好意的な声や、番組スタッフへの応援も寄せられていました」(同)
しかしその一方で、「細い山道を普通車で走ってるのは違和感ある」「どうせいつも山道なんだから、小さめの車両でロケすればいいのに」などと、崖ギリギリの場所もある、険しい山道を“普通車”で走行することについて疑問の声も。中には「田舎をナメているとしか思えない」「“大変でした”っていう演出だろうけど、シラケるんだよな」といった辛らつな声も見受けられる。
「こうした番組内容への不信感が影響したのかはわかりませんが、今回の視聴率は14.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ。以下同)と、前回(12月6日)の15.1%、前々回(11月29日)の15.7%より下がっています。高視聴率なことに変わりはないとはいえ、右肩下がりの状況は少々気になります」(同)
同時間帯トップだったバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)を抑え、高視聴率を維持してきた『ポツンと一軒家』だが、その人気にも陰りが見えつつあるのかもしれない。