芸能
4代目女王・吉住はブレイクできるか

『女芸人NO.1決定戦 THE W』視聴率10.1%と過去最低を更新! 「番組自体がつまらない」「レベル低い」と今年も酷評続出

2020/12/15 20:13
サイゾーウーマン編集部

 12月14日、今年で4回目の開催となる『女芸人NO.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)が放送された。平均視聴率は、第1回の13.1%(ビデオサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2回の11.5%、第3回の11.6%を下回る10.1%と歴代最低を記録。毎年酷評されている『THE W』だが、今年も「番組自体がつまらない」「いかに『M-1』のレベルが高いかがわかる」と厳しい声が上がっているようだ。

 2017年から始まった『THE W』は、プロ・アマ、芸歴、ジャンル、年齢を問わず「一番面白い女芸人」を決めるお笑い賞レース。14日の放送では、過去最多となるエントリー総数646組の中から、ファイナリストに残った10組が、5組ずつA・Bブロックに分かれ「勝ち残りノックアウト方式」で対決。審査員6人に視聴者投票の1票を加えた計7票で勝敗を決め、各ブロックで勝ち残った2組が最終決戦で戦った。

 ファーストステージのAブロックにはTEAM BANANA、オダウエダ、にぼしいわし、紅しょうが、ターリーターキー、BブロックにAマッソ、ゆりやんレトリィバァ、吉住、はなしょー、ぼる塾が顔を揃えるそろえる中、最終決戦に駒を進めたのは、お笑いコンビ・紅しょうがとピン芸人の吉住。その結果、投票数6対1で吉住が優勝し、4代目女王に輝いた。彼女がファーストステージで披露した“恋する女性審判員”ネタは、ネット上でも特に「面白かった!」と好評だったが……。

「それ以外の芸人については、『つまらなすぎる』『面白いことやってます感が出ててサムい』と辛らつな声が続出。ネット上で毎年言われていることですが、今年も『全体的にレベルが低い』『一番面白い女芸人を決める番組なのに、笑えるポイントがないってどういうこと?』と低評価が相次いでいます。また、最終決戦で吉住に敗れた紅しょうがは、今年『M-1グランプリ 2020』の準々決勝で敗退しているため、『「M-1」のレベルがいかに高いかがわかる』という皮肉も。その『M-1』は毎年高視聴率を記録しているのに対し、『THE W』は1桁台が目前まで迫っているだけに、このまま視聴率が下がり続ければ、開催自体が危ぶまれるかもしれません」(芸能ライター)      

 また、昨年物議を醸した「勝ち残りノックアウト方式」も、「なんでやめないの?」「審査員のフォローが痛い」と引き続き批判の対象になっている。

「勝ち残りノックアウト方式とは、各ブロックの1組目と2組目が対決して勝ったほうを暫定1位とし、3組目は、暫定1位の組と得点を競う……といった審査システム。総合得点で競うのではなく、芸人を比較して二者択一で勝敗を決めるため、その都度、審査員が負けた芸人をフォローする展開が続き、ネット上では今年も『審査員優しすぎない?』『ほかの賞レースみたいに酷評してもいいのに』などと意見が続出。また、視聴者の票と審査員の票にズレがあった際には、『審査員の感覚がわからん』『大手事務所に所属する芸人への忖度を感じる』『絶対忖度あるよね』と疑問の声も多数寄せられていました」(同)

 毎年酷評続きの『THE W』だが、初代女王のゆりやんレトリィバァをはじめ、阿佐ヶ谷姉妹、3時のヒロインなど、過去の優勝者は人気芸人として大ブレークしている。今回優勝した吉住には、日テレのさまざまな番組への出演権が与えられているが、この流れに続いていってほしいものだ。

サイゾーウーマン編集部

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最終更新:2020/12/15 20:13
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