嵐・二宮和也、『鬼滅の刃』は「逆に嫌いなんですよね」! “初期ファン”ゆえの屈折した感情を激白
嵐の二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm)が12月13日に放送され、『鬼滅の刃』(集英社)について並々ならぬ思いを語った。
この日、大のお気に入りのスマホゲーム「パズル&ドラゴンズ」について語っていた二宮。そのパズドラとコラボしている『鬼滅の刃』に話題が移ると、「俺、『鬼滅』は連載第1回目から見てるんですよ」と、「週刊少年ジャンプ」(同)でチェックしていたと話し始めた。
「遍歴を見てるじゃないですか、ずっと。『ジャンプ』でやってて、急にセンターカラーとか、頭に来たりとか」と、連載スタート時から同誌の看板作になるまでの成長を見てきたという二宮。そしてアニメ化が大成功し、それをきっかけに本誌を読むようになった『鬼滅』ファンも急増、「ジャンプ」に“逆輸入”現象が起こったと感じているとか。
さらに二宮は、「しかも映画になって、大ヒットじゃないですか。だから、僕はちょっと逆に嫌いなんですよね」と一言。苦笑いするスタッフから「どういう意味で嫌いなんですか?」と聞かれると、「やっぱり僕が世界で初めて『鬼滅の刃』読んだんですよ」「言ったら僕が手塩にかけて生んだと言っても過言ではない」と語りだし、スタッフから「ファンの人に怒られても知りませんよ」と注意されてしまった。
二宮が初めて『鬼滅』を読んだときは、「最初、週刊誌の1話とかは(主人公の)炭治郎が全然しゃべらなくて。心の声みたいなのが何個かあるくらいで、不思議な漫画だなと思ってたんですよ」とのこと。
しかし、その後も読み続けていくと、「そうするとどんどん柱とか鬼とか出てきて、ようやく『あ、バトルものなんだ』って認識して読んでいくんですけど。そこから炭治郎がどんどん強くなっていったりだとか、善逸とか伊之助とか仲間ができていったりとかさ。……俺もいるわけですよ、そこに」とポツリ。「最初、俺と炭治郎の旅だったから。週刊誌のほうでは1回目から僕と……」と、言葉を続けたところで「本当に怒られますよ!」とスタッフから再び注意が入ってしまった。
それでも二宮は、「善逸とか伊之助とか来た時も、僕は正直寂しかったですよ。僕と炭治郎でずっと禰豆子をね……」と語り続け、大ヒットによって、初期ファンならではの寂しさを感じていることを明かした。「逆に嫌い」というのも、屈折した愛なのかもしれない。
この日の放送にリスナーからは、「『俺と炭治郎の旅』ってパワーワードすぎる!」「そんなに初期からのファンって知らなった」「大ヒットして距離置くってガチのオタクっぽい!」という声が集まっていた。