ビヨンセ&ジェイZの愛娘ブルー・アイビー、最年少の8歳でグラミー賞初ノミネートも“賛否両論”のワケ
第63回グラミー賞に最多ノミネートされたビヨンセと、大御所ラッパーで音楽プロデューサー、実業家のジェイ・Zとの間に生まれた長女ブルー・アイビーが、8歳にしてグラミー賞に初ノミネートされていたことが明らかになり、ネット上で大きな話題となっている。
グラミー賞を主催するザ・レコーディング・アカデミーが11月24日、来年度のノミネート作品を発表。最優秀ミュージック・ビデオ賞にノミネートされた「BROWN SKIN GIRL」には、候補者の名前として、当初ビヨンセしか掲載されていなかった。
その後、グラミー賞の公式サイトがしれっと更新され、ビヨンセの横に、同曲でコラボしたブルー・アイビーと、ラッパーのウィズキッドの名前も追加されたのだ。
生まれて2日後に父親がリリースしたシングル「Glory」に、“喉を鳴らす音”と“泣き声”でフィーチャリングされ、「史上最年少でビルボード・チャートイン」するという歴史を作ったブルー・アイビー。5歳になると、父親のアルバム『4:44』でフリースタイル・ラップを披露し、話題に。昨年4月に母親のドキュメンタリー『HOMECOMING:ビヨンセ・ライブ作品』で「Lift Every Voice and Sing」を軽く歌い、同年7月にビヨンセがリリースした「BROWN SKIN GIRL」では、要である最初と最後の部分を熱唱。堂々と歌う姿や歌唱力を絶賛する声が上がった。
“肌色の濃さなど関係なく、全ての黒人女性が輝く”という意味を込めた「BROWN SKIN GIRL」は高く評価され、ソングライターとしても参加したブルー・アイビーは、ビヨンセと共に、ソウル・トレイン・ミュージック・アワード、BETアワード、NAACPイメージ・アワードなど、黒人ミュージック系のアワードを総なめ。
今回グラミー賞のノミネートに彼女の名前が追加されたということは、世界最高峰の音楽賞で“母娘受賞”する可能性が出てきたということ。ネット上では「楽しみ!」という声、「ノミネートされなかったザ・ウィークエンドが『グラミーは腐敗したまま』と発言し、『人種差別している』とバッシングされていたから、イメージアップのためにブルー・アイビーの名前を付け加えたのでは」と不審がる声などが上がっており、賛否両論となっている。
2001年度グラミー賞に8歳でノミネートされた、ザ・ピーザル・シスターズのリア・ピーザルと共に最年少記録保持者となったブルー・アイビー。1月7日に9歳の誕生日を迎えるため、受賞した場合は8歳で受賞したリアに次ぐ記録を持つことになる。
第63回グラミー賞は、21年1月31日に授賞式が開催される予定。