「しゃぶ葉」まるパクりの「しゃぶ食べ」、もはや酒のテーマパークだった! ケチくさくない圧巻の飲み放題、モンテローザ系列随一!?
酒飲みになにかと嘲笑されているモンテローザの素敵なところを、勝手に探求していく当連載。今回は、都内4舗で営業している新業態、しゃぶしゃぶ食べ放題「しゃぶ食べ」で泥酔してきました。
モンテローザ7軒目:しゃぶ食べ
「しゃぶ食べ」は、すかいらーくグループの超人気チェーン店「しゃぶ葉」をもろパクリしたとしか思えない、しゃぶしゃぶ食べ放題チェーン。食べ放題のシステムはしゃぶ葉とまったく同じで、しゃぶしゃぶの肉は注文制。野菜やカレー、締めの麺、スイーツなどはバイキング形式で自分で取りに行くスタイルです。
しゃぶ食べの魅力はなんといっても、アルコール飲み放題。食べ放題に+1,200円で、100分間の飲み放題をつけることができます(ただし、店舗によって金額、内容が異なるようです)。
酒のラインナップはかなり豊富で、生ビール、黒生ビール、酎ハイ、ウイスキーに始まり、焼酎はいいちこ、黒霧島、黒伊佐錦、白波、大神と5種類。さらに、日本酒の白鶴、ワインのフランジアの赤、白、サングリアの赤、白も冷蔵庫に完備されています。
果実酒コーナーには、ライチ酒、白桃酒、巨峰酒、津軽りんご酒、あんず酒、ゆず酒、濃厚梅酒が並び、カクテルは、カシス、モスコミュール、ジントニックのほか、あまおう、マンゴー、レモン、グレープフルーツ、ライムのフレーバーでアレンジ可能。これら全てがドリンクバースタイルで飲み放題なのです。
このセルフ飲み放題、モンテローザにしてはケチくさくない圧巻の種類。セルフは面倒という人もいるでしょうが、生ビールはジョッキを置いてスイッチを押すだけの自動サーバーですし、普通のビールと黒ビールの2種類が用意されているのも地味にうれしいです。
居酒屋の飲み放題は、酒が薄くてイライラすることが多いのですが、セルフならハイボールや焼酎ソーダ割りをいくらでも濃く作れるのです。原価が高いビールをひたすら飲むもよし、サワーのオリジナルブレンドを試すもよし、なんならデザートコーナーのかき氷の氷に、カシスリキュールをかけてフローズンカクテル風に味わってみるなど……可能性は無限。このセルフ飲み放題、もはや酒のテーマパークと言っても過言ではありません。