ジャニーズ『カウコン』、V6が不出演に至った「不条理」明かし波紋! 三宅健「ファンのみんなごめんね」と吐露
大みそかの夜、ジャニーズ事務所所属アーティストが出演する年越し特番『日本中に元気を!!ジャニーズカウントダウン2020-2021~東京の街から歌でつながる生放送~』(フジテレビ系、午後11時45分~午前0時45分)の放送が決定した。歓喜のコメントが続出する一方で、今年はTOKIO、KinKi Kids、V6といった年長グループが不参加となり、彼らのファンは落胆。また、V6・三宅健が『カウコン』の裏事情を明かし、ネット上には「事務所はどういうつもりなの!?」「腑に落ちない」と、怒りの声があふれている。
「例年、フジテレビでは東京ドームで行われる『ジャニーズカウントダウンコンサート』の生中継を実施してきましたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、同所でのコンサートは中止に。11月中旬、一部スポーツ紙がその放送枠に関して、『ジャニーズ事務所所属タレントらが出演する年越しバラエティー番組の放送が検討されている』と伝えたところ、『「カウコン」がないと年越せない』などと、ファンから悲痛な叫びが上がりました」(ジャニーズに詳しい記者)
そんな中、12月9日に生放送された『2020 FNS歌謡祭 第2夜』(フジテレビ系)にて、関ジャニ∞・村上信五が「大みそかに、僕たち関ジャニ∞も出演させていただきます、『ジャニーズカウントダウン』の放送が無事に決定いたしました。今回はいつもの東京ドームからではなくて、いろんな東京の街から中継で、“日本に元気をお届けしよう”という試みとなりました」と発表。司会は村上が務め、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey!Say!JUMP、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、King&Prince、SixTONES、Snow Manが出演するという。
なお、フジテレビ公式サイトでも「放送を望む声などフジテレビへも数多く寄せられている中、激動の2020年だったからこそ少しでも『ジャニーズカウントダウン』が2021年へ笑顔の架け橋になれるよう、急きょ特別に生放送で番組をお送りする」と告知。
毎年恒例の『カウコン』を熱望していたジャニーズファンは安堵するも、出演者欄に入っていなかったTOKIO、KinKi Kids、V6らのファンは「これが世代交代か」「ついに若手の『カウコン』になっちゃった、悲しい」と落ち込む様子も見られた。ところが、ショックを受けたのはファンだけでなく、タレント自身も衝撃を受けたようだ。
「10日、V6・三宅がジャニーズ公式携帯サイト・Johnny’s webの個人連載『にこにこ健゜』を更新。なんと三宅は、『FNS歌謡祭』を見てV6が『カウコン』に出ないことを知ったそうです。『テレビでお知らせ頂くこの不条理。。。あれ?私、ジャニーズですよね!?』と自虐を交えつつ、『カウコンの団扇も撮影していたので、私も出るものだと思って楽しみにしていたのに残念です』と、本音を吐露。続けて『1番悲しいのはファンのみんなだよね』『ごめんね』と、謝罪していました。実際に、ジャニーズショップのオンラインストアでは、『Johnny’s Countdown 2020-2021』オフィシャルグッズとして、全14種のジャンボうちわを期間限定で販売中。KinKi KidsとV6バージョンもあるため、彼らが“参加するもの”だと思うほうが自然でしょう」(同)
三宅のブログを読んだファンは「みんなの気持ちを考えてくれる健くんは本当に優しい」「ファンの思いを代弁してくれてありがとう」と感謝しながらも、「タレントが視聴者と同じタイミングで不出演を知るって、どういうこと?」「本人も怒っててちょっと安心した。ジャニーズ事務所、しっかりして!」「何も悪くない健ちゃんに謝らせてしまったことが、ファンとして本当につらい」「健くんの連載、切ないな……。こんな大事なことをタレントに言わせるなんて、ジャニーズ事務所どうなってんの?」「『にこ健』見て泣いた。『カウコン』のうちわ販売してるのに、本人たちが出ないのはおかしくない!? 扱いがひどすぎる」などと憤怒。波紋が広がっている。
事務所の方針か、スケジュールなどの都合か、『カウコン』出演者の選抜理由は不明だが、少なくともV6の場合は、当人たちも知らぬ間に不参加が決まっていた様子。所属タレントから「不条理」な対応を指摘されたジャニーズ関係者には、反省してほしいものだ。