立川志らく、TBSの“不良債権”に!? 『グッとラック!』後番組にも継続出演……「簡単に切れないワケ」とは?
落語家・立川志らくがMCを務める情報番組『グッとラック!』(TBS系)の“打ち切り”報道が、注目を集めている。現時点で正式発表はなく、12月2日放送の同番組内では、志らくが「変なうわさも流れている」などとコメントしていたが、業界関係者によると「局としては、その志らくの処遇に悩んでいる状況」だという。
「2019年9月、それまで放送されていた『ビビット』の後続番組として開始した『グッとラック!』。TBSは、16年から『ひるおび!』のコメンテーターを務めていた志らくの“毒舌ぶり”を買い、『グッとラック!』のMCに抜てきしました。同局・佐々木卓社長も『“辛口コメント”はテレビの醍醐味』として期待を寄せていたのですが、開始直後から視聴率は苦戦を強いられ、1カ月もたたずに1%台を記録。今年に入ってからも、平均2~3%台を推移するばかりで、打ち切りがささやかれることも少なくありませんでした」(芸能ライター)
それに加えて先月12日には、木曜レギュラーを務めていたフリーアナウンサー・小林麻耶の降板騒動が勃発。小林は自身のYouTubeチャンネルで、番組スタッフからイジメを受け、被害者である自分が降板になったなどと告発したが、その後彼女は、所属していた生島企画室から契約解除された。
「TBSも、同日中に小林の降板を正式発表しつつ、イジメ疑惑を否定したのですが、この騒ぎが『グッとラック!』終了の決定打になった模様。12月1日発売の『フラッシュ』(光文社)が、来年3月での番組終了を伝えると、同5日配信の『デイリースポーツ』も、打ち切りに向けて最終調整が進んでいる……などと報じました」(テレビ局関係者)
本当に番組が終了するのなら、気になるのは志らくの進退問題だ。
「TBSは『グッとラック!』を終わらせるにあたり、“意見が飛び交う討論番組”から“ゆるめの情報番組”へのシフトを考えているようです。つまり、まったく別の番組に生まれ変わらせるつもりらしく、そうなると“毒舌”キャラの志らくは降板させたいところでしょうが、現状、継続して起用する方向なんだとか。やはり、志らくを『ひるおび!』に加え、『グッとラック!』にまで引っ張り出してきたことへの負い目があるはずですし、志らくの所属事務所・ワタナベエンターテインメントとの関係性も考慮すると、簡単に切り捨てられないのでしょう」(同)
こうして“大人の事情”で、クビを回避しそうな志らくだが、「新番組に馴染むとは到底思えない」(同)との指摘も。
「新番組自体が、視聴者にウケるのかという問題もありますが、今後志らくはどんどん”不良債権化”していきそうですね。打ち切りの話は業界内でも広まっているので、正式発表時にはもはや誰も驚かないでしょうが、志らく本人がモチベーションを保てるかどうかも懸念されています」(同)
『ビビット』『グッとラック!』と視聴率不振が続くTBS朝の情報番組。果たして新番組では結果を残せるのだろうか。