ワークマンの“着るコタツ”こと【ヒーターベスト】レビュー! 「最高50℃の暖かさ」完売アイテムを気温8度で着てみた結果……
さて、部品の説明が長くなりましたが、続いては重要な「電熱ヒーター」についてです。どこにヒーターが付いてるかと言うと、このピンクで囲ってる部分。
首と腰が重点的に温められる仕様ですね。
気温11度の公園で着用してみました!
気温11度のかなり寒い日に、公園にヒーターベストを着用して行ってみました。中はトレーナー1枚。
まず、MAXの高温50℃にして自転車に乗ってみた。腕などから隙間風が入ってきてしまって、いまいち暖かさを感じられない。正直、これで最大レベルなのかと物足りない……。
気を取り直して、公園到着。公園では子どもが遊んでるのをじっと見守っているだけなので、隙間風が入ってこず、だんだん背中が「熱すぎる!」ほどに! 慌てて中温に設定しました。
しかし、それでも首がガンガン温くなっていきます。すぐさま低温にして、なんとなく「じんわり暖かい感じ」に落ち着きました。人間の体は首と背中を重点的に温めると、体全体が暖かくなるんだと感動した。
結果。最高温度の50度は、寒い公園でも背中がめちゃくちゃ熱くなる。自宅や公園、またはお店の中に入るときは、弱モードの低温でいいだろう。電源を入れて1分もしないうちに電熱ヒーターが温まるので、すぐに暖かくなりたい時はうれしい。
私は腰痛持ちなんですが、背中と首にカイロを入れてるのか? と言うくらい腰部分が温められるので、極寒の公園や外での作業をする時などに頼もしい存在だと感じた。深夜に暖房を消した部屋でパソコンの作業をするときも、低温にして着用すると、ちょうどいい感じに体も温まって作業に集中できた。
しかし、ヒーターベストはベストなので腕部分がない。どうしても今の寒い時期、外出時の隙間風には勝てない。そんな時は、「インナー」に着用できる【ヒーターインナーベスト】のほうが、いいかもしれない。